後数か月しかない
※今回は自分の感情や気持ちを整理したくて書いた記事でもある。そのため言葉足らずでいまいちまとまりのない文章になっているかと思う。だからもしかしたらいろいろと誤解を招くような表現もあるかもしれない。そんな時はどうか「あー、こいつは今こんなことを考えているんだなあ」と、お手柔らかにさらっと読み飛ばしていただけたらありがたい。
訓練施設に入所してから7か月とちょっとが過ぎた。
呟きなどでも書いているように、9月辺りから、参加するプログラムや課題が増えたことで、毎日とても忙しくなった。
今後のnoter活動にも生かせるだろうと思い、それまで短文クラスしか取っていなかった文字起しのプログラムを、9月からは長文クラスにも参加するようになった。
さらに10月からは調理のプログラムも始まった。
自分としては、調理は歩行訓練が一段落してからやりたいと考えていた。しかしそれを待っていたら時間がないからと、担当のケースワーカーさんの提案で、この10月から調理のプログラムを開始することになったのだ。
そう、私には時間がないのだ。
今のところこの施設で訓練を受けられる期間は1年半。そこから場合によっては後半年延長をかけることもできる。
入所当初は、訓練期間が1年半じゃ足りないと思ったら延長をかければいいやと安易に考えていたところもあった。
しかし延長がかけられるのは、訓練中に持病が悪化したため訓練に支障が出てしまったなどのや無負えない事情がないと基本的にはできないらしいということを最近になって知った。
私には今のところそのようなや無負えない事情は特にないので、このままではたぶん延長はかけられないだろう。
そんなわけで、今の私に残された訓練期間は約1年。しかし訓練終了後は大阪への地域移行を考えているので、最後の半年は、部屋探しなどの進路に向けたもろもろのことに使うことになるだろうから、実質訓練に集中できる期間は後数か月しかないのだ。
さきほど地域移行を考えていると書いたが、じつは今でも地元で仕事ができるならそうしたいという気持ちもないわけではない。正直なところまだ迷っている。
しかし後数か月で、大阪に住むか、地元に戻るかの最終的な決断を下さなければならないのだ。
この1年半という訓練期間は、正直言ってとても短すぎると思う。
私の場合、このままいくと後1年もしたら、家族からの支えも受けられない中、慣れない大阪の町に放り出されることになるのだ。
この数か月で自分に自信をつけて、本格的な自立生活に突入できるのだろうか。そう思うと焦りと不安しかない。
これがもし視覚障碍者になってからまだ日が浅く、白杖も点字も音声ソフトが入ったパソコンも全く触ったことがないような人にとっては、訓練期間が1年半から2年しかないのはさらに短すぎると思う。
その人が納得いく形で訓練を終えられるようにするには、最低でも3年は欲しいんじゃないかなあって思う。
詳しいことは頭の悪い私には難しすぎてよくわからないけれど、こういった話は、行政や障碍者福祉法などが絡んでくる話になるようだ。
福祉のお偉いさんたちには、もう少し障碍者の現状を理解してもらった上で、「自立訓練」という制度についてもどうにかならないか考えていただきたい案件である。