ヨーグルトを開けたら
修繕工事の影響で、昨日は施設がほぼ1日停電するというので、友人と泊りがけで外出してきた。
某ビジネスホテルに泊まった翌朝、朝食に買ったヨーグルトを、部屋の冷蔵庫から出して開けたところ、スプーンの先に感じたザクっとした感触に、一瞬ドキッとした。
恐る恐る一口食べてみると、味はヨーグルトなのだけれど、ひんやりした感じといい、かみ砕いた感触といい、確かにそれはシャーベットだった。
間違えて冷凍庫に入れてしまったのかと、焦って冷蔵庫のドアを改めて確認してみた。冷凍庫らしきドアは、上にも下にもなかった。
ヨーグルトと間違えて、ヨーグルト味のシャーベットを買ってしまったのかとも思ったが、昨夜行ったホテル近くのコンビニの店員さんは、確かにR-1ヨーグルトだと言っていた。もしそれが本当にヨーグルト味のシャーベットだったとしたら、店員さんもそう言うはずである。
同じ物を買った友人のそれも、同じくシャーベットになっていた。おそらく冷蔵庫の温度が低かったのが原因ではないかと友人は言う。
シャーベット状のヨーグルトも、それはそれで美味しかった。しかし朝からこんな冷たい物を食べたら、過敏性腸症候群持ちの身としてはお腹が痛くなるのではないかと不安だった。だから無料で飲めるホテルの暖かい紅茶を、この日は2杯も飲んでしまった。
昨日コンビニで買ったヨーグルトを、翌朝冷蔵庫から出して開けてみたらシャーベット状になっていた…。
おもしろいこともあるもんだなあと思った。