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先が思いやられる
施設の修繕工事の影響で、上の階の重度障碍の入所者さんたちが、私たちが居住する反対側のフロワーに降りてきてから二日。
普段あまり聞かないようなスタッフさんや入所者さんたちが廊下を行き来する音や話し声が聞こえてきたり、どこからか「ピンポン、ピンポン」と聞きなれないチャイムのような音が聞こえてきたりと、少しずつ施設の環境が変わり始めているのをひしひしと感じる。
私のような全盲者にとって、こういった普段あまり聞きなれない音が聞こえてくると、その音の周りではいったい何が行われているのか、その音は何のために流されている音なのかが分からない分、よけい不安になる。
今日も明け方4時頃と早朝6時頃に、重度障碍を持つ彼ら彼女らの鳴き声(?)のような声に起された。
それでも今回はなんとか寝られたからよかったけれど、こんな状況が後約2か月も続くのかと思うと、正直先が思いやられる。
さらに来週からは上の階の工事が本格的に始まるようで、今までよりもさらに大変な騒音になることが大いに予想されると2.3日前からアナウンスされている。
これからの約2か月間、心身共に何事もなく無事に乗り切れるだろうか。ここにきてますます不安になってきた。