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仕事つくる#13 収入をあげるには、まず通帳をながめることから

やあ、私です。
今日でnote連続投稿13日目を迎えるわけですが、なかなかネタは尽きないものですね。13日といえば、ジェイソンの「13日の金曜日」を連想する人も多いはず。これはキリスト教で13という数字が不吉とされていることに由来しているんですよね。

ご存知の方も多いと思いますが、キリスト教の前進とされるユダヤの世界では、逆に13は聖なる数とされています。成人式バルミツバは13歳で行いますし、ヘブライ語で13は愛という意味を持つのだとか。ユダヤから思想を独立させるためにキリスト教ではあえて13を不吉な数字としたということなのでしょうかね?


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本日の内容の95%はタイトルで完結してしまっている。収入をあげたいというのはほとんどの人が考えることであるが、そのためにまず着手することは、家計の支出を見直すことである。つまり、支出をコントロールするのだ。それがいかに大事かを先人たちの教えをもとに書いていこうと思う。

入るを量りて、出るを制する

この言葉は、二宮尊徳が多く用いた言葉である。彼は26歳の頃、小田原藩の家老服部十兵衛に使えていて、服部家の三人の息子の勉学をみることが仕事であった。ある日、息子たちの講義を傍で聞いていたところ、講師の先生が声高らかに「治国を要するは、入るを量りて、出る(支出)を制するにあり」と発声したことに頭を閃かせた。これは、尊徳が幼き頃から大事にしている積小為大の考え方と全く合致することだったからだ。

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積小為大
小さな努力の積み重ねが、やがて大きな収穫や発展に結びつく。 小事をおろそかにしていて、大事をなすことはできない。 大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべしという考え。

講義では国の経済を安定させることを目的としていたが、尊徳はこの考えは家計を再生させることにも大いに用いることができると考えた。「入る」とはつまり収入のこと。まずはじめに収入がどれくらいあるかをきっちり把握する。そして、その収入に見合った支出を設定するのである。簡単にいえば、収入−支出がプラスであれば、家計に苦しむことはないのだ。


となりの億万長者の教え

『となりの億万長者-成功を生む7つの教え-』という本がある。これは1973年にアメリカの億万長者がどのような性質を持っているかを調査した、ある種調査報告ともいえる本だ。この調査報告では億万長者を下記の2つで定義付けている。

1)純資産を100万ドル以上持つ
2)期待資産額を上回る蓄財がある(蓄財優等生or蓄財劣等生)
期待資産額=年齢×0.1×所得 例:30歳、年収500万円 の場合→貯蓄1,500万円を上回っているかどうか

(蓄財優等生のハードル、結構高い、、そりゃそうだよね。まあ、1973年のアメリカの話だからまた少し違ってきているのでしょう。)

日本では2013年に斎藤聖美氏による翻訳で出版されて以来ベストセラーとなっている。

億万長者に共通していたことは、収入が多くても、生活の質が高くなかったということだ。お金持ちグループでは、いわゆるゴージャスな格好をしている人はあまりおらず、外見ではお金持ちと判断できないような装いしている人が多い。また、家や車は際立って豪華なものを所持していない。

逆にお金が貯まらない家の特徴は、収入が上がるにつれ生活の質をあげてしまう傾向にある。「消費するのが好きな人」と言い換えることができる。一方で、お金持ちは支出の割合の中で消費を極端に少なくし、投資と貯蓄にあてるようにしている。二宮尊徳の積小為大の考え同様、この小さな考えの積み重ねが将来的に大きな差をつくるのは間違いない。


支出を見直すこと=収入をつくること

上記2つの教えは、支出を見直すことがどれほど大切であるかを説いている。皆さんは、月にどれほどのお金を、何に使っているかを把握しているだろうか。毎月払っている生命保険の内容は把握しているだろうか。スマホは必ずしも3大メーカー(softbank dokomo AU)でなければならないだろうか。晩酌は必須だろうか。毎月どこかも知らない団体に継続寄付をしていないだろうか。

今パッと上げただけでも見直せるところはかなり多くありそうだ。そして、それらは通帳をじっくり眺めることで見えてくるのである。

無駄な支出がなくなることは、その分お金が手元に残ることを意味する。これまでより3万円手元に残れば、それはつまり収入が3万円増えたこととイコールだ。今の環境で収入を上げることを求めるよりも、よっぽど手取り早いことだと私は思う。


自分の事業を持つようになりお金を意識するようになった

私は2018年に岡山県西粟倉村に移住し、それと同時に自分の事業を持つことになった。自分の事業ができてから収支がどれくらいあるかを毎月計算する癖がつき、同時にお金の勉強に力を入れるようになった。なぜなら、手残りのお金で次の商品をつくっていく必要があったからだ。お金が必要とわかっていたから2017年12月にソフトバンクからワイモバイルのSIMフリーに変更し、昨年嫁様にも変更してもらった。また、生命保険のプランも約半額になるよう見直した。さらに、地域の方からお野菜をもらい、極力自炊することで食費を二人で3万円以下に抑えている(嫁様の倹約精神に感謝/ちなみに3万円もあれば田舎ではかなり美味しいご飯が食べられるよ)。

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ある日の晩御飯(安く美味しくありがとう)

収入を上げたいと嘆く方がいれば、まず支出を見直すことをおすすめする。探せば意外と無駄が多く、生活の質はほとんど下がることはないと保障したい。そしてそれは、将来の自分たちへの投資であることも付け加えておき、本日の締めくくりとする。

ではまた。

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