中小企業のSDGs活動を停滞させない!SDGs委員会運営の3つのコツ
このような悩みを持っていないでしょうか?
SDGs活動を推進していくための一つの方法として、委員会を立ち上げることについては誰もが納得すると思います。
委員会を作ることを会社から頼まれることもあるでしょう。
でも、SDGs委員会なんてうまく運営できるのでしょうか❓️
大企業では難しく、中小企業なら比較的簡単…という単純な問題ではないですよね。
社員数100人をこえるような中小企業では、運営自体、簡単ではないハズです。
SDGs委員会を立ち上げた当初は、私自身も人選や運営方法についてかなり悩みました。
でも、試行錯誤を重ねることで、とても良い影響があらわれてきました❗️
みなさんの会社でもSDGs委員会がうまく機能すれば、こういった明るい未来が訪れる日も遠くないかもしれません。
そんな効果的な運営方法を、できるだけ平たいコトバで、具体的に解説していきます。
それではいってみましょう!
1.委員を選ぶコツ
数十名とか100名くらいの会社だと、部署がいくつかあると思いますが、なるべく全ての部署から最低1名選んだほうがよいと感じています。
例えば、会社の『営繕』の人が委員に選ばれていないとすると、委員会で会社の電力消費について話題がでても、具体的なアイディアや行動に発展しないかもしれません。
次に、男性と女性の人数のバランスも見ながら、年齢もメンバーを選ぶ際のポイントにしましょう。
例えば、もうすぐ『定年退職』という社員を選ぶのも自由ですが、やはり今後の会社を担っていく20代、30代、40代がベターですよね。
こういった年代の人材がSDGs委員会の活動を通して様々なことを経験してくことで、会社の財産になっていきますよね。
最後に、委員会のメンバーは一般の『委員』と『事務局』に分けると良いと思います。
『事務局』には全体のかじ取りをするSDGs担当や管理職がいると良いでしょう。
事務局があると、全体を取りまとめる人、何か疑問や心配事があるときに相談できる人がハッキリしますし、
例えば『セクハラ防止』のように、一般の『委員』ではあつかいにくいSDGs活動を進める際には、事務局が引き取ってあげることもできます。
若手女性社員が会社の『セクハラ防止』に取り組むって、相当ハードル高いですよね😰
2.会合開催のコツ
月に1回など、無理のない範囲で集まり、みんなで会社のSDGsについて考えたり、行動する機会が自動的にやってくるようにすると良いでしょう。
私の会社では月に1回の頻度でミーティングをしています。
ただ、話し合うだけでは毎回のミーティングに期待感が持てなくなり、自分たちが前に進んでいるのかもわからなくなるかもしれません。
例えば、『今後やってみたいSDGs活動』をテーマにすれば、その活動のリストが成果になります。
社内で共有すれば、SDGs委員会が具体的に活動していることを社内にちゃんと周知することができます。
集まって話す以外にも、外部から講師を招いて話を聞いたり、地域のゴミ拾いに参加して、その様子を社内で共有するのも素晴らしいと思います。
写真付きでメール配信したり、掲示板に貼ったりすれば立派な成果品ですよね!社長さんだって喜ぶでしょう。
このように、会合ごとに成果を残すことにこだわってみるのもよいでしょう。
月1回の会合の内容をどうするかは、社員のリテラシーや職種に応じて最適な方法を選ぶとよいでしょう。
今月はA社員、来月はB社員という具合に、月ごとに持ち回りで勉強会を主催するのもいいと思います。
弊社はデスクワークする社員が少ないサービス業なので、上記のやり方は不向きでした。
なので、社員が気になるテーマ、例えばゴミ処理とかフードロスの専門家・外部講師を招いてレクチャーしてもらったりしています。
3.委員会で企業SDGsを何倍にもするコツ
読んで字のごとくですが、1人1つ、または部署で1つのSDGs活動を進めるのはオススメです。
できれば最初はすぐに結果が出やすい簡単なものから始めさせてあげると良いでしょう。
でもうまくいかなくても良いんです。最初からうまくいくことの方が珍しい、くらいのスタンスで良いんです。
それよりも、『委員』一人一人が、自ら行動して、考えて、成功や失敗を経験する。事務局を中心に『委員』の活動をサポートする。
こうして『委員』が成長すること、1人1人がSDGs活動を『ジブンゴト』にすることが何より重要であり、会社の財産になります。
SDGs担当一人の力はたかが知れています。
でも、5人、10人、20人のSDGs委員が、それぞれSDGs活動を進めるようになったらどうでしょうか。
あなたがSDGs担当になった「あの日」に比べたら、何倍もの力でSDGs活動が進むようになることでしょう。
最後に
今回ご紹介したSDGs委員会の運営方法はあくまで一例に過ぎません。
ですが、そのまま、あるいはアレンジして、皆さんの企業SDGs活動に応用していただけたら幸いです。
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