「10分」ー詩ー

人の歩く道は
決して緩くはない。
いつも目の前に立ちはだかる
見えない　それ。
もう一人の自分が作ることもあり
赤の他人様がブロックを一つ一つ
重ねるように積み上げる事もある。

あなたに何がわかるのか。
たった10分で私の人生を
わかった気になって
責め立てるように
時には得意げに
己の生き方こそが
1ミリの狂いもないと
真っ赤に燃える顔面が
身振り手振りで
捲し立てるその姿が
ハワイ島のペレの如く
私は慄く村人の如く

誰の足跡もない真っさらな道を
もしくは誰かが舗装した道を
欲望、怨み、嫉み、
その感情の全てを
バラバラと撒き散らし
歩いてきたのでしょうか。

怒りは悲しみになり
そんなあなたには
“哀れな人“という名札をつけて
さしあげようと思います。

点として出会っても
二度と交わうことのない点もある。

雪が溶けて　風が吹けば
あちらこちらから集まる
捨てられ忘れられた物たちよ。

明日は街角のゴミ拾いを
するのもいいかもしれない。

✴︎✴︎✴︎

先日、衝撃的な人に出会いました。
たった10分程度話しただけで、私の人生を全て知った気になって話し出し、本当に脅威に感じました。
大人になってから、クソミソ（笑）言われたの初めてでした。
あんな人にはなりたくはない。
でも…あんな役柄がきたら、参考になるかもしれない！？🤭

追記
こういう方って実は割といるという事実を教えて頂きました(･･;)
これも社会勉強なんですね。

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