『STATION』ーAIアート✖️超短編✖️朗読
読みかけの小説をポケットに、私は毎晩23時になるといつものBARへ足を運ぶ。
店に名前はない。
私が勝手に「STATION」とよんでいる。
ドアを開けると、何かの合図のようにドアベルが過去へと戻してくれる。
私は心から愛していた女性と、20年前ここで待ち合わせをした。
しかし、待ち合わせの23時を過ぎても現れることはなかった。
数少ない思い出を何度も記憶から引き出し、一通り思い出の中を散歩したら小説を読む。
私は信じたい。あの人が来ることを。
ここは終着駅ではない。
あの人との未来を始める始発駅だと信じて。
私は小説の続きを読み始めた。
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★ハナウタナベさんが、朗読してくれました😊是非是非お聞き下さい🧡
あずみのさんの「AIアートイベント」に参加してます!!
最初は詩を書いたのですが、何かしっくりこなくて、140文字小説を!と思ったら、まとめきれなくて🤣結局超短編サイズになりました!!
この絵を見た時にすぐ出てきたwordが「STATION」でした。
喫茶店やバーって、何となくそんなイメージがあるのはcofumiだけかな🙄
#習慣にしていること
#詩 #30日連続投稿サポート企画
#AIアート #小説 #超短編
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