花屋時代のお話(ブライダルフラワー時代)
今日は私の花屋時代の話を書こうと思います✽
花屋の道へ…
若い頃に1年くらい花屋でアルバイトをし
下の子が5歳の頃にまた花屋で働きたいといくつか花屋面接したけど不採用が続いて…
やはり園児がいて週3の時短だと厳しいか…
と1度ランチパートをしましたが向いてない!
やっぱり花じゃないと無理!となり、
家の近くのホテルでブライダルフラワーの作成業務の募集を見つけ応募しました!
その職場は主婦でも積極的に採用してくれて
無事、念願の花仕事の道をスタートしました。
ブライダルフラワーの仕事
ブライダルフラワーというと華やかなイメージだと思いますが
花を触る業務ばかりではなく
花器を洗い、資材の準備したり
私の場合は週2回はチャペル周りの植栽のお手入れもしたり、事務仕事も少ししたり。
時には暑い中ホテル周りの雑草を何人かで抜いたり…。
花にあまり触れない週もあったり。
ホテル内のレストランの生け込みもありました。
入ってくる人も多かったけど
想像と違うのか辞めていく人もとても多かったです。
水曜、木曜に卓上装花やメイン装花を作り始め
金曜日にヘアードやブートニアを仕上げたり
チャペル装花や、ブーケ作成、両親にお渡しする花束を組んだり
週末の作業はバタバタ時間との勝負です。
アレンジメントを作る時に
1個、何分で!!
と時間を言われて、優雅に花を挿してる余裕なんか無い!
どこに挿すか迷う暇もない!
でも、予算内で決められた限られた本数の花材で埋めないといけなくて
時間内にグリーンで隙間も埋めたり
見栄えも良くして…
先輩が花のセンスについて厳しかったので
かなりしごかれました…。
私は手先は元々器用で、形を取るのは直ぐに出来たのですが
スピードに関しては早く早くとめちゃくちゃ言われました。
言われたら余計に焦っちゃう!
悔しくって、他の花屋のレッスンに参加したり
フラワーデザインの本を何冊も買ってみたりしましたね…。
(でも花屋のレッスンは優雅に花を楽しむ感じであまり意味なかった)
よく同じママパートさんに悔しい思いを吐露してたな‥(懐かしい)
おかげで、次の職場でドライフラワーやプリザーブドフラワーの仕事場では
群を抜いていると、社員さんが褒めてくれました。めちゃくちゃ嬉しい。
この職場でも時間内に何個作れたかチェックもありプレッシャーが。
作成時は無言でひたすら手を動かす!でした。
今はAUTO CADなどしてます
でも、今は花から離れてパソコンに向かって仕事してます。
1番の理由はお金です…(恥ずかしながら)
ランドスケープには関わる仕事なので有り難いと思ってます。
なぜ花屋を辞めてしまったのか
ブライダルフラワーもドライフラワーの作成も
パートはガッツリ稼げませんでした。
繁忙期は週4とかで遅い時間まで働けても
閑散期は週2とかに減らされたり
早い時間に帰らされたり…
じゃあ社員になればと思っても
子持ち主婦で社員になってる人、あまり見たことないかも…社員だった人もパートで復帰してたり。
いても家族や周りの協力が無いと難しそう。
子供が自立した後にされてる方とか?
ブライダルは特に社員は土日祝は出勤だし
花屋も盆、正月、お彼岸、母の日は出勤多いし
子供と休日は過ごせない上に
立ち仕事で忙しい時は激務だから
私46歳倒れそう。
社員さん若い子ばかりだし。
もちろんそれでも花を続けてる主婦さんは多いし羨ましいです。
子供が小さくてもご自分でお店を開業される方もいるけど、我が子ら体弱いので今その選択肢はないです。
なぜまた作成を始めたのか
ブライダル時代に一緒に働いてたパートさんは体を壊して辞めてしまい今はフリーランスで装花の仕事を始めました。
元社員さんは花でアクセサリーを作り、販売してます。
みんな花の魅力を知ると抜け出せないようです。
そうやって知り合いがインスタで花仕事を生き生きとしてる様子を見ているうちに
私も花は続けたい…つくりたい…
居ても立ってもいられなくなり
生花は家では厳しいのでプリザーブドフラワーやドライフラワーで商品を作ろう!
と思った訳です。
本業との両立が難しいので大量生産はできませんが、1点1点、心を込めて…✽
今思うこと
早く早く!と言われないで自分のペースで自分の好きな花材で好きなデザインで作成できるので楽しいです。
時給に換算すれば家でも早く作るに越した事はないんですが。
パート時代は少し手直ししたい箇所があっても
直す暇もなく、とにかく数を作らねばならなかったので納得いかない時もありましたが
家だと、ここもう少し…
みたいに足しちゃう事もあって
気付いたら時間めっちゃかかった!
て事もあります汗
時給に換算すると損しますね汗
さて、販売に辿り着けるのか?
今の仕事と両立できるのか?
ハンドメイドの体験談を読んでいたら、めげそうになるので
とりあえずは自分のペースで取り組んでみようと思います。