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「宙(そら)わたる教室」1話が面白過ぎた件、NHKオンデマンド(月990円)U-NEXT(レンタル220p)


原作 伊与原新さん 脚本 澤井香織さん
出演:窪田正孝さん 小林虎之介さん 伊東蒼さん ガウさん 田中哲司さん
木村文乃さん 中村蒼さん イッセー尾形さん

やはりドラマは予備知識なし(出演者、脚本家、あらすじ情報なし)で見るのが面白い。冒頭窪田正孝さんと中村蒼さんのシーンから、1話出色の小林虎之介さん、伊東蒼さん、田中哲司さん、木村文乃さん、つい先日まで別ののドラマで見てた役者さんが、次々違う役で登場、出てくるたびに「おー」と拍手を送りたくなる。

お話も1話、極力説明セリフを省き、起こってるドラマ、会話の中で、視聴者に情報を開示していく。さらに映像的にも科学、ファンタジー要素も踏まえ、もっと学びたい、次回も楽しみ!と思わせる仕上がりでした!


別ドラマ太一役の時の小林虎之介さん「ひだまりが聴こえる」

【小林虎之介さんの話】世間的には「下剋上球児」日沖役のようですが、自分は「ひだまりが聴こえる」の太一役で認識、このドラマではじめ金髪で出てきた時、見たことあるけど誰かわからず、ドラマが進む中で「あっひだまりの方だ」と気づきました。わかってみていくと、あーこんな目もできるんだとか、そうかひだまりもただ明るいだけじゃない役だったしなとか、もう40才になる妻夫木聡さんも若いころ、金髪やっていたな、その系統かなとかいろいろ感じれてよかったです。端正な顔立ちながら、一度見たら忘れずらい顔立ち、今回で言えば表情(目)もそうですが、定時制に通う男の子の動き所作(歩き方、手の動かし方など)から役を作ってるんだと感じたし、ひだまりの時から感じてましたが土台がしっかりした役者さんですね。さらにWIKIで調べると2021年「江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜」の2話ゲストがデビューなんですね。ちょうど自分がドラマを見始めた頃、そっからはじまりもうNHKかあ~と驚きました。大体こういうしっかりした演技をされる方は映画からのイメージもあるのですが、そうでないところも面白いし、出来る人は出来る、最初お芝居を習った先生がよかったのか?独学でここまで?映画は絶対一杯見てるな!など、想像が膨らむ役者さんです!!

脚本:澤井香織さん
「愛が何だ」「ちひろさん」「アンダーカレント」で今泉力哉監督と共同脚本、今回は原作ありですが、一世風靡する今泉監督とどこが同じで、どこが違うのか、全く違うから一緒にやれるのか?など脚本秘話など聞いてみたいところです。とにかく過不足なく物語をつむぎ、2話も見たいと思わせた1話、続きが愉しみです!

あとがき1
こういうちゃんとしたドラマを見ると日本には役者はそろってるし、若い世代がどんどんお芝居がうまくなってるのも感じます。自分が見てて若い役者さんの凄いところは、テレビに出る事、映画に出る事をそれほどステータスに感じることなく、それはそれ、さらりとでも真摯にお芝居に取り組んでる感じがするところです。それにくわえ配信などでいくらでも映画ドラマを見ることができるので、そりゃ真面目にやれば今の方の方がうまいや、というのも納得です。
あとがき2
民放ドラマでは脚本家不足も言われてます。でも書ける人はいる。ピックアップできてないだけじゃ?とも感じます。それに比べNHKのドラマは総じてクオリティーが高いといえば高いのですが、国民の税金を使ってドラマ好きしか見ないけど〈こっそり〉いいドラマをつくれるシステムが凄い(時間がかけれる?国民がスポンサー?役者のギャラは安い?)のであって、民放もうまいお金の流れを作れれば?でもそれが難しいんだろうなあと思います。制作費のうちCMと直接課金(配信サブスク料金?)の割合を半々にして、まずは低予算で若手に配信ドラマを作らせ、ヒットしたら地上波にまわす?など工夫が必要な気がします。となると平気で国民一人当たりサブスク3、4個入れるくらいの経済的、時間的余裕を作る?となると政治、政治かあ、石破さん頑張ってください!(おわり)


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