5/23 公共哲学②
文明的品性について訳について
文明的に品性の高さ/低さがあることが示唆されているのでは?
リップマンの公共哲学と自然法の関係性について
古代ギリシア・ローマの自然法
=キリスト教の世界観のもの
神が創造した世界の法
自然法の伝統の中に権力などが入っている
リップマンは「自然法はローマから近代まで脈々と続いている」という捉え方
・アーネスト・バーカーの自然法の捉え方に依拠
リップマンの公共哲学の思想史的源流には古代ローマの自然法がある
(リップマンの思想史の捉え方)
・アクィナス:宗教的要素も含みながら理性で見い出す
・ルソー、ジャコバン主義→全体主義的
エリート主義的?
p.108
目に見えない自然法を見い出すことが重要であり、それこそが公共哲学
理性によって自然法を認識することが重要である
その公共哲学の担い手が、哲学者や教師
→卓越主義(パーフェクショニズム)があるのでは?
・倫理的なものが大事、切磋琢磨して磨いていくことが大事
・倫理的なものは政治にかかわるうえで必要
→でも、誰でも獲得できるものではない可能性が高いのでは?
ラディカルデモクラシーのように政治の質を求めないものとの衝突の可能性がある
思想史的に共和主義を主張する人
・倫理観を主張
・エリート主義(アリストクラティック)
・血縁による帰属を主張するわけではない
・血縁ではなく、教育が大事→哲学者・教師の役割への言及
・倫理的ヒエラルキーがある
超越性の理論:テイラーの話と繋がる?
リップマンのサルトル批判:サンデルのリベラリズム批判と似ている
リップマン『公共哲学』の位置づけ
公共哲学の原点であると同時に、コミュニタリアン的公共哲学の原点
・著作タイトルがそもそもコミュニタリアン的
・道徳性の重視
・善と共というキーワードがある
・善が全面的に出ている
・アリストテレス的であり、プラトン的系譜に位置づけられる(シビリティを主張しつつ、超越的なものを主張)
・保守主義、全体主義、ポピュリズムに対する対抗思想を明確に打ち出している
「ポジティブな教義」
ネガティブな原理に対して反論する ネガティブ防止
ポジティブ=権利擁護論とは違う
品性の陶冶はポジティブなものであるというリップマンの意図を反映した
(あと書きにも書いてある)
先生の意図がバリバリ入ってるけどいいのかな?w
へ〜集
ロックってそういう考えの人だったの!
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