川端康成 31歳。
浅草の風物詩のような小説。パフォーマンス団員たちの日常的な様子が書かれている。*実在モデルはいない。
装丁は吉田謙吉。舞台装置家、美術監督、タイポグラフィ作家。
カジノ・フォーリー 浅草にあった余興場。ここの常連客だった川端😀
挿絵は洋画家の太田三郎。丸みのある絵が特徴的で新しい感じがしますね
著者 川端康成
発行所 先進社
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東京に来たばかりの頃から浅草通いをしていたという川端。浅草が好きだったようです。 もともと新聞の連載小説だった「浅草紅団」。当時の様子を知るにはもってこいかも。あと、これまでの挿絵とがらりと変わっているのも印象的です。