発展
岩野泡鳴 39歳。詩人から小説家へ。
厚めの大きい本。ソフトカバー。
口絵や挿絵がなく文字のみ。全体的に質素な感じです。
「はしがき」と「人物紹介」の文字は濃いめのブルーグリーン
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ほぼ自伝小説である「発展」🙂
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著者 岩野泡鳴 *著作者→著者へ。
発行所 実業之世界社
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女性関係、訴訟、心中未遂、田山花袋との対立、「発展」の発禁(風俗扱い)、
北海道での事業の失敗など強い個性と行動力の持ち主。腸チフスのため47歳で亡くなります。波乱万丈だけど自分がしたいことをしてきた、思いのままに生きぬいた。そんな泡鳴にとって後悔のない人生だったのではないかと思います。