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歌劇場合唱団オーディション!審査員こんなところ見てます👀

昨日の

歌劇場合唱団オーディション、

審査員として参加した私、

オーディション開始5分前

会場に到着です♪

会場前の廊下にはもう

大勢のドレスアップした

歌手の方々が集まっています!

これから一人一人が

呼ばれ入場してきます!!

緊張の一瞬!!!


と、

ここで

オーディションで

審査員って一体どんな事を

見ているのか?!

という事を内緒でお話しします。

実は

オーディションは

歌う前から始まっています😉

歌手の方が

入場してきた時の

歌手の方の印象を

私達実はよーく見ているのです!!

緊張は

誰もがギンギンにしていますよね

それでも背筋をしっかり伸ばし、

にこやかに入場されると、

途端に親近感が湧いてきます❤️

この方がもし合唱団に入られたら

私達

何十年と

一緒に歌っていくのです♪

まずここでの親近感や

インパクト、

かなり重要です。

そしてその次に見られるのは

言語。

本当に短い自己紹介

を皆さんにしていただきますが

この国の言葉を

話すことができるか?

ということです。

完璧である必要は

全くないのですが、

最小限の事は理解できる事が

必須です。

いろいろな国でオーディションを

受けている方は本当に

その都度大変だと思います。

その場合は英語でも

もちろん構わないのですが、

この国のこの劇場のシステムに

入りたい!

ここの皆と

コミュニケーションを

取る気持ちがあります!!

という意思を審査側に伝える事で

こちらもとても嬉しい気持ちに

なり、それだけでも印象が

大きくプラスになります❤️

さて、

次にいよいよ歌唱に入ります!

審査員は

どんな曲を用意されてきたか?

と、プログラムにざっと

目を通します。

曲目を見ると大体声質が

想像できてきます。

そして課題曲がない場合は

歌手の方にまず

任意のアリアを

歌っていただきます。

その時間 約3~5分でしょうか。

が、

こちら審査員、

ほぼ歌手の方の初めの一声で

惹きつけられるか否かが

決まります。

初めての審査をした時に

それを先輩方から聞いていた私は

そんな事果たして本当だろうか?

ちょっとそれは極端な意見では?

と感じていましたが、

それほど

いかに素直に声が出てくるか?!

という事が

歌手としてのクオリティーに

大きく作用している

という事を多くの歌手の方の

歌唱から実感しています。

クリアでどこにも遮るものがない

その人の声。

こちらの耳にもなんと心地よく

届いてきます❤️

その次に

痛いほど

耳に突き刺さってくるものとは

なんでしょうか?!

レパートリーは人それぞれです♪

イタリアもの、ドイツもの、
ロシアもの、フランスもの。

私達は様々な言語で歌います。

実はとても見られています。

歌詞の発音!!

声がいくら素晴らしくても

歌詞の扱いが雑だと

もうそれが気になってしまい

声どころではなくなってしまう

ここで

評価が一気に

下がってしまうのです!!

これは本当に残念です😢

というのも

この点は自分で解決できる

点だから。です

この点で低評価が出るの

はなんとも残念な事です😢


次は発声のテクニック!!

声が低音から高音まで

響きが一貫しているか?

低音、中音域、高音域と

チェンジボイスの箇所が

変化しすぎると

せっかく音楽的に

良い解釈をしても、

それが伝わらなく

なってしまいます。

音楽の構築性が

崩れて、

説得力がなくなってしまいます。

チェンジボイスの音域を

いかに制覇しているか?!

これも声楽家には

大きな課題です。


これらの点が

オーディション一次を

通過するための

基本要素になります。

これがクリアできていると

次に進む期待が持てます❤️


そしてここを通過し2次に入ると

考慮する点がさらに

変化していくのです!

さて

オーディション2次、

どんな事がポイントに

なるのでしょうか?!

ここで審査員、ご飯休憩に

入ります!!

一旦リラックスです♪



























































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