伝わる写真を撮れるようになりたい
今日は写真のことについて書いてみます。実は最近、一眼レフカメラの使い方と撮影技術を学び直しています。
私自身は、これまでフリーでライターの仕事を行うときには撮影なし案件のみに対応してきました。写真を頼まれる機会があっても「プロレベルの撮影は難しいです」とお断りしていて。もったいないなと思いつつも、撮影技術を磨くための行動には移せていませんでした。
その気持ちが、最近また変わりつつあります。きっかけは、長野に移住して、写真に対する見方が変わってきたことです。
長野に住み始めてもうすぐ2ヶ月になるのですが、今の家に引っ越してきてから、長野県に関するメディアや観光情報誌をよく見るようになりました。『信濃毎日新聞』と『Komachi』の2つは、特にチェックしています。
Komachiは紙版もあります!
私は長野出身ではないので、どの地域に、どのようなものがあるのか、今はまだよく知りません。かろうじて帰省や観光で来ていた軽井沢方面はわかるかな…と思っていたら、住んでみるとその土地も変化は起きていくので、新しい情報はどんどん増えていくのだと気づきました。
しかも、長野は私が思っていた以上に広い!もともと住んでいた県が埼玉だからなのか、この広さには本当に驚いています(気になって調べてみたら、長野県は日本の都道府県面積ランキング4位、埼玉は39位でした)。
長野にはまだまだ私の知らないことが沢山あります。今は「長野県内を見て回って取材すること」が、私にとっては大きなミッションになりました。
そうやって過ごす中で、長野の情報を知りたいときに良い写真に出会えると「こんな場所なんだ!」「行ってみたいな」「自分の目で見てみたいな」と興味が湧いて、足を運ぶきっかけを作ってくれます。近頃はそうした体験をする機会がとても多くて、写真の大事さ、ありがたさをひしひしと感じるようになりました。
これから私がライターとして、写真でも何かを伝えていこうと思ったら、伝えたいことが伝わる写真を撮る技術が必要だな…と考えています。仕事としてやるならば、そのメディアに掲載する取材記事レベルの撮影技術はマスト。そこに追いつくためには、何をすればいいのかなと。
今は、図書館で一眼レフカメラの本を何冊か借りてきて、特に取材にかかわるページを読み込んでいます。インタビューの撮影、建物の外観やイメージ、スイーツを美味しく撮る方法など。こういうノウハウは、商品撮影のテクニック本に意外と載っているものだなと知りました。
突き詰めれば、写真のレタッチやPhotoshopの使いこなしもできるといいのだろうけれど。それはまたもう少し先になりそうです。