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法人向けSaaSのための戦略的開発チーム運用の基本

SaaSの戦略的開発チーム運用について、なんとなくイメージできたでしょうか?
では、この章ではSaaSの戦略的開発チーム運用を行うための基本となる部分を学んで行きます。


SaaSの戦略的開発チーム運用を行うために必要な知識

SaaSのための戦略的開発チーム運用を行うためには、次の基本となる部分を理解する必要があります。

・シリーズごとのプロダクトの目標と状況
・プロダクトの状況を正確に把握するための指標
・開発チームのポジションと役割
・開発者を用意する方法と特徴

これらを理解することで、戦略的に開発チームの目標とスケジュールを正確に把握し、運用することができます。


シリーズごとのプロダクトの目標と状況

SaaSのための戦略的開発チーム運用は、プロダクトの目標や状況に大きく影響されますが、そのプロダクトの目標は長期的にみるとスタートアップのシリーズに大きく影響を受けます。

戦略的オフショア開発では、スタートアップのシリーズを以下のように分けて考えます。


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スタートアップのシリーズごとに分けることによって、それぞれのプロダクトの目標を明確にします。
その目標から、開発チームのシリーズを

・シード期
・ピボット期
・移行期
・成長期

に分けます。
スタートアップのシリーズを理解し、開発チームシリーズに落とし込むことで開発チーム運用の全体の流れを計画することができます。


プロダクトの状況を正確に把握するための指標

今のスタートアップのシリーズやプロダクトの成長を正確に把握するために、正しい指標を設定します。

先ほどのスタートアップのシリーズと開発チームシリーズが地図であるとすれば、この指標は現在の位置を知るためのコンパスです。

この指標を設定することで、現在に必要な開発チームを把握すると同時に、変化についても把握することができます。
プロダクトの変化に応じて、開発チームを変化させるために重要な部分になります。

指標には、解約率や無料ユーザーから有料ユーザー移行率などプロダクトに関わる指標などを設定します。


開発チームのポジションと役割

シリーズの目標や指標を決めて、チームの目標が定まったら、それぞれそれを実行する役割について決めて行く必要があります。
そのため、開発チームのポジションと役割について学んでいきます。


開発者を用意する方法と特徴

開発チームの目標と必要なポジションが分かれば、担当する開発者を用意する方法と特徴について学んでいきます。
現在開発者を用意するには、雇用する以外にもフリーランスに依頼することや外部サービスを利用するなど様々な方法があります。
開発チームの目標と状況、変化する傾向を把握し、適切に開発者を用意する方法を学びます。


まとめ

SaaSのための戦略的開発チーム運用は、スタートアップのシリーズや開発チームのシリーズから全体像を把握し、現在の状態を正確に確認しながら、実際にどの役割をどのように用意するかを決めていきます。
そして、作成した計画をもとに、実際に様々な方法を活用し開発チームを運用していきます。



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