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レジ袋有料化と生理用品

以前は購入すると黒い袋に包まれていた生理用品も、レジ袋有料化に伴って黒色どころか袋自体に包まれなくなった。

自ら「袋お願いします」と言えばよいのだが、急な変化にまだ戸惑っている自分がいる。この記事を読んで、同じことを思っている人がいるんだと、少し嬉しいような、安心した気持ちがした。

ただ、共感しても問題は解決していない。私が「袋お願いします」と言わないのは、レジ袋有料化とは別の世間の動きが頭を過るからだ。

生理用品は隠すものではない、生理をもっとオープンなものにしていこう。そんな風潮を最近感じている。それが奇しくもレジ袋有料化と時期が重なって、袋がもらえないことに戸惑う自分と、戸惑う=生理用品は隠すものと認識している自分、2人の自分に気づいた。

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実は私も生理は特別隠すものではないと思っていたし、男性にも生理の話は割と気兼ねなく話せる方だと自認していた。ただ、いざ丸出しになった生理用品をレジで受け取ると、マイバックから中身が透けていないだろうかと気になってしまう自分も確かに存在していたのだ。

この自分の二面性に今すぐ踏ん切りをつけようとは思っていないし、つける必要もないと思っている。ただ、レジ袋有料化が「生理用品は隠すものではない」という動きを後押しすれば、いつか丸出しの生理用品をレジで受け取るときの戸惑いもなくなるのだろうかと思う。

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