【22歳女】人肌恋しい夜は
最近、何も予定のない金曜の夜が寂しい。次の日は休みだから朝まで飲み明かすことだってできる。だからこそ、手持ち無沙汰な夜は心細くなってしまう。
会いたい人がいる。もっと話したい人がいる。でも私には、「会いたい」「話したい」、その一言を伝える勇気がない。誘うより誘われたいというプライドが、どうしても私を支配してしまう。
昨夜もそうだった。昨夜は幸い眠気も同時にやってきたので、寂しさを抱えながら眠ってしまった。夢に会いたい人が出てきたけれど、夢の中で彼は去ってしまった。彼の去り