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【✉48】先生から親御さんへ~感性っていいなぁ!~
こんにちは!
今週もありがとうございました。
今週は久しぶりのPartyやPBL、田んぼに畑など盛りだくさんの一週間でした。みんなの肌がまたいい感じにこんがりと焼けてきて、これぞ“真夏の小学生”だなぁと微笑ましい気持ちになりました。この最高の夏を花メンタリ―の子ども達と楽しめていることがとても嬉しいです!それでは自然に触れ、人の暖かさに触れた今週のハイライトをお伝えします。
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月曜日は新しいParty(グループワーク)を行いました。その名も、「感性ってIINA〜」!
タイトル通り「感性」に注目したPartyで、オノマトペ(擬音語や擬態語)を使って自身の感性を表現していきます。今回は前半戦と後半戦に分かれていて、まず前半戦は「〇〇の音」と点数が書いてある紙を一枚ボックスの中から引きます。紙に書いてあるのは「心配する時の音」や「大好きだよ~と伝える時の音」など、普段オノマトペで表さないようなものばかり。各チームでその書いてある“音”をオノマトペで表現していきます。普段オノマトペに表さないからこそ、みんなの感性が大切になってきます。最初はみんなオノマトペというものに捕らわれていて「ドキドキ」などもうすでにあるようなものを答えるチームが多かったのですが、その殻を破ったのが先生チーム。先生チームが答えるオノマトペはみんなの概念を覆すもので、一気に子ども達の想像力が広がりました。一度子ども達の想像力が広がれば、先生チームの答えよりも想像力溢れるアイデアが続々出てきたのを見て、大人が一番概念に捕らわれてはいけないなと改めて感じました。子どもはとてもピュアでスポンジのような存在なので、ある意味何事もどんどん吸収していきます。今週は公立学校に関わっている人達が数人学校見学に来ましたが、みんな口を揃えて「花メンの空間では特に子ども達の想像力や積極性、感性の豊かさを爆発させている」と感激していました。ネガティブなことばかり言う大人が周りにいれば子どももネガティブに物事を考えますし、逆にポジティブで明るい大人が多ければ子どもも物事をポジティブに捉えられるようになります。概念に捕らわれずに自由な発想をする大人がいれば、子ども達も殻を破り、自由で斬新なアイデアを出すことができます。Appleを創業したスティーブ・ジョブズやFacebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグなど世界に衝撃を与えてきた人たちは、このような自由な発想を持った人たちです。子ども達には概念に捕らわれず自分の考えやアイデアに自信を持って周りに伝えていってほしいなと思います。
さて、「感性ってIINA~!」の前半戦について長く語ってしまいましたが、このPartyは後半戦も大盛り上がりでした。ルールは前半戦とは違い、まず各チームオノマトペカードと〇〇風カードを一枚ずつ引き、そのオノマトペを使って〇〇風にミニ劇(ショートコント)を作ります。あるチームは「ふんふんとぷんぷんを使って」「関西弁風」、またあるチームは「ぶちゅっを使って」「サスペンス風」というカードを引いていました。各チームミニ劇を作る時からみんなでアイデアを出していて、どういうストーリーにしようか、どのタイミングでオノマトペを使うかなどを話し合っていました。短い準備時間でしたが、練習をしているチームや小道具をそこにあるもので作っているチームもいて、どんどん良くなっていくみんなのチームワーク。そしていざ劇をするタイミングになった時、堂々としている子もいれば恥ずかしそうにしている子もいましたが、仲間とやることで勇気が出て劇をやり切っていました。子ども達が考えたミニ劇はとても可愛くて面白くて、笑い声が絶えない時間でした。この発表する力と笑いを生む力は大人よりも長けていて、高校生でも難しくまさに日本人に必要とされている能力そのものでした。人前に立って何かをするということは簡単なことではありませんが、花メンタリーではその瞬間があらゆる場面で起こります。最初は緊張する子もいますが、徐々に慣れてきて堂々といられる子が増えてきました。小学生のうちのこの経験は、今後誰かに自分の想いを伝えたい時に必ず力になってくれるでしょう。
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火曜日には田んぼに行きました!去年子ども達が植えた稲の脱穀と精米を行いました。初めて脱穀機を見る子ども達が多い中、みんな稲を慎重に脱穀機に通していきました。中には脱穀する前に自分で稲から一粒一粒米を取り出している子もいて、「昔の人は手作業でやってたのかなぁ〜すごいなぁ〜」と昔の人を尊敬しながらやっていました。精米機でも白くなっていくお米を見て「こんな風になるんだ!!」「この一粒ひとつぶが僕らの糧になっているんだ!本当にすごいなー!」と子ども達は釘付けでした。普段食べているお米は当たり前なものではなく、誰かが手間暇かけて作っているものだと感じてくれたら嬉しいです。今回脱穀と精米をしたのは餅米だったので、今度みんなでお餅を食べたいと思います!
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また昨日の畑ではとうもろこしを収穫することができました。去年の夏、とうもろこしを植えた際には時期や天気、動物の影響もあってほぼ全滅になったということを子ども達は経験しました。その経験があるからこそ、去年よりも丁寧に育てることができたとうもろこしはしっかりと実が詰まっていて、収穫したその場で生のままかじり始める子ども達。みんな「甘い!!!」「生のとうもろこしってこんなに甘いの?」とあまりの美味しさにびっくり。去年の失敗を経験したメンバーは想いも強く、ひたすらとうもろこしをかじり、じっくりと堪能していました。やはり愛情を込めた野菜は美味しいですね!!10月ごろには里芋が獲れる予定です。甘いとうもろこしを食べて力をつけ、里芋周りの雑草抜きを最後まで一生懸命頑張りました!これぞ実体験を通した食育です。これからも花メン流の実体験を通した食育を子ども達に届けていきます。
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来週は1週間お休みです。次にみんなと会えるのは林間の日ですね!ワクワクしている子、少し緊張している子、不安が大きい子など様々ですが、普段の花メンではできない、林間でしかできないことがたくさん詰まっています。毎日楽しくて成長できる、そして何より子ども達同士がまた一段とギュッと家族のようになれるこの夏最高のイベントになること間違いなしです!子ども達の背中を明るく押していただけると、私たちも嬉しいです。今回残念ながら参加ができない子も次回はぜひ、一緒に楽しみましょう!
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8月21日、元気なみんなと会えますように。
それではみなさん、Have a nice weekend♪
2023.8.11
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この学校では毎週末、1週間のハイライトを先生から親御さんにお知らせしています。
開校から現在に至るまでの軌跡をお届けしてしていきます(^ ^)
公式Instagramでは日々の様子をアップしています!
子どもたちのキラキラの笑顔、ぜひご覧ください!
FNNやみんなの教育技術にとりあげられました!