見出し画像

【✉19】先生から親御さんへ~問題を“作る”!~

こんにちは!
12月も後半に差し掛かり、気温もグンと下がってきましたね。
花メンタリーでは冬の一大イベントである林間学校を終え、今年の授業日も残すところあと4日となりました!はやい!あっという間に過ぎていく子どもたちとのかけがえのない時間を、毎日噛みしめながら過ごしています。

さて、今週のハイライトをいくつかお伝えしてきます!
まずは、ソキ+(基礎学力Plus)の時間。低学年クラスでは、クロスワード作りに挑戦しました!小学校では問題を“解く”ということが当たり前になっていると思いますが、花メンタリーの子どもたちはその問題を“作る”ことが大好きなんです。毎日朝の会で行っているクイズ!花メン王でも子どもたちがクイズを考え、それをみんなで考えて答えを出していきます。この問題を“作る”ということは“解く”ことよりも学びが続くのです。“解く”ために行う勉強方法では、テストだけのためで一時的な学びとなりがちですが、“作る”となるとそれを答える人のことを考えて責任感が芽生え、試行錯誤を繰り返して作った問題は自信に繋がり、作った子の頭に深く、そして長く残るからです。バイアスのないピュアな子どもたちが作る問題からは、私たち大人にとっても新しい学びとなることが多いです。

続いては、竜王戦!今週は初めてCONNECT4というゲームで竜王戦を行いました。
これはアメリカでも人気な思考力ボードゲームで、四目並べの平たいバージョン。今回は紙とペンのみで行えるようにしました。簡単にルールを説明すると、横7×縦6のマスを一番下の列から順番に埋めながら先に縦・横・斜めのどれかで4つCONNECT(繋げる)すると勝つことができるゲームです。1列目にすでにどちらかのマークが書かれていれば、2列目には書くことができるのですが、飛ばして3列目に書くことはできません。簡単そうに見えてかなり頭を使うゲームです。完全に見落としていた場所を相手に取られてCONNECT4された子もいれば、勝つためには先攻後攻どちらが有利で最初にどのマスを埋めていけばいいのかを研究している子もいました。先生たちも加わり子どもたちに負けじと戦いましたが、子どもたちの成長スピードが速く何度も子ども達の方が勝利を収めていました。林間でも思ったことなのですが、新しいゲームを子ども達に導入するとき、彼らの理解スピードがとっても速いです。(花メン先生たちは今までものすごい数の子どもたちを見てきましたが、花メンの子たちはその中でも本当に速いです。)一度の説明である程度理解し、その後すぐ出る子ども達の質問「I have a question!」でさらに理解を深めていきます。そして一度試合を行うと、次どうすればいいのかを自分なりに考えて行動する。この理解の速さとすぐ次に繋げる行動力には驚かされます。CONNECT4は大人と子どもでも楽しめるゲームなので、ぜひお家でもやってみてください♪

そして昨日3週間ぶりに行った喜一の畑。今年最後の喜一の畑DAYとなりました!
ここ数か月間子どもたちが熱心に取り組んでいるのは、村づくり。竹を切ったり草木を運んだりと一人ひとりの役割をリーダーが考え、その役割を全力で全うしながら進め、最初のころとは全く違う世界が今広がっています。この村づくりから新たに生まれる子どもたち同士のコミュニケーション。普段の授業ではあまり交わることのない子どもたち同士が畑では最強タッグになるなど、畑以外では見られない化学反応がたくさん見られます。村づくりの他にも今植えているにんにくと玉ねぎの周りに生えている雑草を抜いたり土を柔らかくしたりと一人ひとり自分のやりたいことを見つけ、作業に集中していました。前までは畑に行くことを嫌がっていた子も今や週に1回、または2回行きたい!という声も上がっているほどです。来年には収穫ができるので、とっても楽しみですね!!
先生たちで学校の理科の教科書を研究すると、その内容は畑や実験に全て詰まっていると改めて感じました。教科書の平面で捉えるのではなく、畑や実験という立体で学んでいくことをこれからも続けていきたいと思います。Have a great weekend~~Please take care^^

2022.12.16
—————————————————————————————————
この学校では毎週末、1週間のハイライトを先生から親御さんにお知らせしています。
開校から現在に至るまでの軌跡をお届けしてしていきます(^ ^)
公式Instagramでは日々の様子をアップしています!
子どもたちのキラキラの笑顔、ぜひご覧ください!

FNNやみんなの教育技術にとりあげられました!

いいなと思ったら応援しよう!