FX取引できる通貨ペアを図解絵で勉強しよう。初心者向け簡単解説
FX取引できる通貨ペアを図解絵で勉強しよう。初心者向け簡単解説
FXは異なる2国間通貨を売買して利益を目指す取引です。
この2つの通貨の組み合わせの事を「通貨ペア」と言います。
世界では国ごとに独自の通貨を採用している国が多いのですが、FX取引で扱える通貨や通貨ペアはそう多くありません。
ここではFX会社が取り扱っている通貨ペアのなかでも初心者向けのものについて解説します。
FXが初めての人はまずは漫画で学ぼう(画像リンクです)↓↓
米ドル/円(USD/JPY)
世界で一番取引される米ドルと世界第3位の日本円の組み合わせが「米ドル/円」です。
通貨ペアとしては世界で2番目に取引されている組み合わせです。
日本の通貨「日本円」と外貨の中でも馴染みが深い「米ドル」の組み合わせは情報収集がとてもしやすく、FX初心者の方にもおすすめ。
為替変動も緩やかなので非常に扱いやすいです。
また日本円で米ドルを買えば、少なくないスワップポイントを受け取れるので長期運用も行えます。
FXが初めての人はまずは「米ドル/円」で取引に慣れて行きましょう。
ユーロ/米ドル(EUR/USD)
世界ナンバーワン＆ナンバーツーの取引量を誇る通貨の組み合わせが「ユーロ/米ドル」です。
世界で一番取引されている組み合わせで、日本でもFX取引になれている方はよくこの組み合わせを選んでいます。
他の組み合わせに比べて変動が安定してるので、安心して取引ができます。
ただ「円」が含まれないため、慣れていないといまどれだけ利益が出ているのか？もしくは損失なのか？を把握しづらいかもしれません。
まずは「円」が含まれた取引に慣れてから扱うと良いでしょう。
ユーロ/円(EUR/JPY)
日本でも人気上位の通貨ペア「ユーロ/円」。
ユーロも円も取引量が非常に多いので為替の変動も安定しています。
ただ米ドル円と似た特徴を持ち、米ドル円をせずにわざわざユーロ円を選ぶ理由も乏しいため、FXトレーダーの方には敬遠されがちです。
また米ドルと違って複数の国の情報を見なくてはならないというのもFXトレーダーに敬遠される理由です。
英ポンド/円(GBP/JPY)
デイトレーダーの方に絶大な支持を受けている通貨が「英ポンド」です。
日本では「英ポンド/円」の組み合わせが非常に人気。
人気の理由は何といってもその通貨変動率です。
世界第4位の通貨取引量を誇りながら、変動が大きいため短期売買でも大きな利益を狙う事が出来ます。
反面損失となるリスクも大きいため、FX初心者の方は無理して選んではいけない通貨です。
取引する場合はレバレッジを抑えめにしたり、常に為替をチェックできる状態の時に取引をするようにしましょう。
豪ドル/円(AUD/JPY)
かつては高金利通貨として大人気だったのが豪ドルです。一昔前は豪ドル運用で大きな利益を上げた方も多かったです。
現在は政策金利が非常に下がってしまい、長期運用には向かない通貨となっています。
資源国のオーストラリアは輸出先、特に中国の動向もチェックする必要があります。
南アランド/円(ZAR/JPY)
昔から人気の高金利通貨が南アフリカランド/円です。
非常に安い金額の「円」で買う事が出来るため、少額でも運用しやすいのが特徴です。
その分、わずかな変動額でも変動率で見ると大きな変動となっている場合があるので、レバレッジを掛けて取引している人は気を付けましょう。
1円の変動で強制ロスカットが発生することも珍しくありません。
トルコリラ/円(TRY/JPY)
近年高金利通貨として人気急上昇なのがトルコリラです。
非常に高いスワップポイントが魅力で日によっては1日100円を超えるFX会社があることも。
注意点としては、トルコの国自体の政情不安や中東の不安定により、通貨の変動が大きい事です。
トルコリラ取引をする際は長期運用の場合も為替レートをしっかりチェックするようにしましょう。
メキシコペソ/円(MXN/JPY)
ここ最近特に注目されている長期運用向け通貨がメキシコペソです。
南アランドの様に非常に安い「円」で買う事が出来るので、気軽に運用を始められるのが魅力。
その分、南アランドと同様にちょっとの変動でも変動率が大きいので率には注意する必要があります。
現在はアメリカとの摩擦が大きなリスクとなっているので、特に今はトランプ大統領のツイッターには注意するようにしましょう。
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