未練がましい女を辞めようとしてる話
忘れられない元恋人がいる。
私は一生彼を忘れられず、
明るい未来はもう来ないと思っていた。
拗らせ女とも呼ばれるのだろうか
昔の幸せな日々に戻れるとは思っていない。
一緒に過ごす未来を見据えようとするから、苦しくなる
正直、将来を共にすることはないだろう。
彼との未来を思い描いたって仕方がない。
頭では200%理解している。
でもそんなことはどうでもよくて、
とにかく彼が好きなんだ。
彼に恋をしている自分が一番惨めで、
一番情けないと思っていたが、
よく考えると、
彼と恋をしていた頃の自分が一番輝いていたし、
一番可愛いかったし、正直いうと一番モテた。
私は彼に恋をしている自分が本当に好きだった。
彼に想いを寄せていると言う日々すら幸せだった。
これが誰かを愛するということではないのか。
この恋に、未練だの元恋人など名前なんて必要ない。
1人の女性が1人の男性に恋をしているというだけだ。
これからのことは正直全くわからないし、
考えるつもりもない。
だけど私はとにかく彼が好きだし、
彼に恋する私自身が好きだ。
彼にまだ恋をしている自分を赦したい、赦してほしい。
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