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ニューヨークで考え中 近藤聡乃

ニューヨークで考え中
近藤聡乃

去年の5月に知って、事あるごとに読み返している作品。

2008年からニューヨーク在住の現代アーティスト:近藤聡乃さんのエッセイ漫画。
WEBで連載されているものが書籍化したものです。
2015年に刊行され、今年は2巻が発売。
(そちらについては後ほど書きます。)
電子書籍が2巻発売と同時に出たので、何と無く持ち歩きたくなり、そちらも購入。気に入った書籍は紙と電子と両方買うことがあります。。。
結局、紙フェチだからなのですよね。紙媒体の本を買う理由って。
この本の紙質も大好きですが、造本のされ方が特に素敵!
コデックス装という造本で背表紙を付けないタイプの本体になっていて、どのページも開いたままにできるので、じっくり眺めるのに最適!(韻踏み・笑)

一つ一つの話が淡々と進むミニシネマの一場面みたいなので、読み終わった後、すごく上質な短編映画を観た後みたいな気持ちになりました。
心が忙しくなく、ゆったりとした時間を過ごしたい時に、何か暖かい飲み物を片手に読む本としてオススメです!開いたままにできるし!(2回目)
春夏の時期の話も勿論あるのですが、表紙の冬服と寒い時期のニューヨークライフの話の印象がわたしには強いので、1巻・2巻ともにまたじっくり家や出先で読み返している。。。
WEBの方もたまに観ていますが、一冊になった時にまとめて読む楽しさが嬉しい。
大きな盛り上がりがないと漫画じゃない、という人にはお勧めしませんが、何か夜に1・2話、ホッとしながら読みたいなという人は是非!


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