会社とんぼ返りの原因を考えました
こんにちは。会計事務所に勤務する、産業カウンセラー・キャリアコンサルタントの華子です。
昨日は、カウンセラー研修をzoomで一日受けていました。大人になってからの1日講義って疲れますね。カメラ繋いでるから気の抜けた格好できないですしね。その講義の中で気になるというか、前回のとんぼ帰りしてしまった症状についてわかった事がありました。
産業カウンセラーの研修
そもそも産業カウンセラーになると、資格更新までの間に一定時間の講習を受ける必要があります。また、資格取得後どのような活用の仕方、キャリアを目指していくかロードマップのようなものがあります。強制ではないですが、カウンセラーを育成する指導者ルートなのか、キャリアコンサルタントを目指すのか、シニアカウンセラーを目指すのか、はたまた電話相談員なんていうのもあります。
私は指導者というより、スキルを上げて社内や社外でカウンセラーとしての仕事をしたいと思っています。今回受けたこの研修は、支部認定登録カウンセラー基礎研修の1科目です。
先日の会社とんぼ返りの原因が分かりました
講義の内容は、精神科医の先生から学ぶ精神医学関連(病理水準・見立て)でした。私はこの分野が好きです。どういう病気があって、どんな症状なのか。
精神障害の知識があれば、例えばカウンセリングをして主訴を聴く過程でこの人がどんな症状が出ているのか見立てが出来ます。治療は出来ないですが、そんな時にどういう対応をしたらよいのかが分かります。カウンセリングじゃなくても、通常生活している中で役立つ点は多いと思っています。
で、本題ですが話を聞いていて、先日の自分の症状に当てはまっていて、ああこれなのかもと思った内容がありました。
それはパニック発作です。
パニック発作=突然に不安と身体症状を起こすものです。突然始まり数分でピークに達し、数十分で軽快します。このパニック発作を起こすのがパニック障害です。
dsm‐5では13の症状があげられ、4つ以上で診断されます。自分が感じたその時の症状(過呼吸、暑さ、異常感覚=足に力が入らなくて立てない、心拍数増加、涙が止まらない)はこの発作に近いと思いました。
自分が目指す仕事を現在いる部署で行う事の限界と我慢を長い間抱えながら頑張ってきたのですが、思い返すと当日その時いきなり不安になった事は事実です。自分は1人だ、味方がいない、孤独だ、そんな気持ちがいきなり襲ってきました。安全・人・健康などの喪失がパニック症状を引き起こします。引き金はメンタルですが、心因よりも脳機能異常と考えるべきなんだそうです。
これからの事
次はいつなってしまうんだろう、大事な時に突然起きたらどうしよう、そんな気持ちに私もあれからなってしまいました。予期不安というものです。
でも対処法もわかりました。パニック発作が起こった時に大事な事は待つ事。こういった事を知っているだけでもきっと私にとってはお守りになると思います。
病院にいって診断を受けたわけではないですが、今までも涙が止まらなかったり体調が悪い事は少なからずあった事を考えると、我慢してそのたび仕事をこなしてきたのは責任というものだけでむりやり押し込めてきたという事でもあり、バランスは崩れていたのではと思うのです。
まずは自分の中にストレスがありそれがこういった形で出た事の受け止め、チームでの上司への報告と、業務での相談をしようと思います。部署移動、したい。