尿もれ対策「ボールはさみ」で美脚になろう
◆膝が開いてしまう
骨盤底筋がおとろえると、尿もれを起こしやすくなります。
過去の記事『骨盤の筋肉がおとろえていませんか?』に、
骨盤底筋のおとろえ度をチェックする13の質問があります。
その1問目が「座っているときに膝が開いてしまう」です。
座っていて膝が開いているとだらしなく見えます。
膝の開きと骨盤底筋は、どんな関係があるのでしょうか。
◆内転筋と骨盤底筋
膝を閉じる筋肉を「内転筋」と言います。
正確には幾つかの筋肉が関与しているため「内転筋群」と言います。
内転筋は太ももの筋肉と骨盤を結ぶ筋肉ですが、
骨盤底筋と連動しています。
内転筋がおとろえると、骨盤底筋も弱くなります。
膝を閉じる力の弱い人は、骨盤底筋がおとろえていると言えます。
◆内転筋を鍛えよう
内転筋と骨盤底筋は連動しているため、
内転筋を鍛えると、骨盤底筋も強くなります。
内転筋の筋トレには、どんな方法があるのでしょうか。
簡単で寝ながらでもできるのが「ボールはさみ」です。
〔ボールはさみのやり方〕
・直径25cm程度のゴム製のボール(100円ショップでも手に入ります)を準備します。
・ボールを膝にはさみ、息をゆっくり吐きながら10秒しめつけます。
・10秒休憩します。
・これを10回行いましょう。
内転筋を鍛えると、О脚も改善され、カッコいい脚になります。
寝る前に軽い筋トレをすると、スーッと眠りにつけるので、おススメです。
参考文献
1)高橋悟ほか:『頻尿・尿もれ泌尿器科の名医が教える最高の治し方大全』,文響社,2020
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