尿もれ対策に、お尻の筋肉を鍛えよう
◆尿もれは30代~40代
「尿もれ」と聞くと、お年寄りがなるイメージですが、
アンケートによるとそうではありません。
女性に対する「尿もれに気づいた時期は?」の質問に、
30~40代の回答が最も多かったのです。
妊娠、出産で尿もれを経験する女性が多いためです。
尿もれを予防、改善するには、なんといっても筋トレでしょう。
膀胱をしめつける骨盤底筋や尿道括約筋を鍛えるには、
それをとりまく大きな筋肉を鍛えるのが有効です。
◆お尻の筋肉を鍛えよう
人体で2番目に大きな筋肉がお尻の筋肉です。
お尻の筋肉は、意外と鍛えにくいのです。
裏を返すと、衰えやすい筋肉と言えましょう。
お尻の筋肉を鍛えるエクササイズ「うつぶせバタ足」を紹介します。
〔やり方〕
①うつぶせになります。
おでこにタオルを置いてもいいです。
②お尻を引き締めてから右足を付け根から上げます。
お尻に力を入れて10秒キープします。
あまり高く上げる必要はありません。
③左足も同様に上げます。
これを3セットやりましょう。
お尻の筋肉は、使わないとたるんでしまいます。
適度に刺激を与えることによって
垂れ尻や太ももをスッキリさせることができます。
立ったままで足を後ろにそらす「バレリーナのポーズ」も、
尻の筋肉に効くかもしれません。
参考文献
1)横山博美 監修:『尿もれ・頻尿・残尿感を自力で治すコツが分かる本』,主婦の友インフォス,2017
2)奥井識仁 監修:『図解よくわかる女性の尿もれ男性の頻尿をぐんぐん解消する!最新治療と予防法』,日東書院,2016