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男性更年期障害を予防する食事

男性更年期障害はテストステロンというホルモンの低下によっておきます。
テストステロンを上げる食事を見てみましょう。

基本はたんぱく質とご飯をしっかり食べることです。
糖質制限をするとテストステロンが減ります。
一方、カロリーをとりすぎると内臓脂肪が増えて、
テストステロンが減ってしまいます。

「糖質制限しない」
それなのに「カロリーひかえめ」とは矛盾と感じます。
具体的には、何をとって何をひかえたらよいのでしょうか。

◆米はしっかり食べる

米には糖質だけではなく、たんぱく質や脂質、ビタミン・ミネラルも含まれており、バランスのとれた食材です。
ご飯はしっかり食べましょう。

◆パン、麺、果物はひかえめに

小麦は成分的には米に劣らない栄養素を持っています。
しかし、パンや麺に加工されると、健康上問題が出ています。
グルテンのせいか、輸入小麦が悪いのか、パンを作るときのショートニングが問題なのか、諸説がありますが、パンと麺はひかえめが無難です。

果物にはブドウ糖と果糖という糖質が多く含まれており、
食べ過ぎないほうがいいでしょう。

◆ケーキ、ジュース、アイスは食べない

ケーキ、ジュース、アイスは「砂糖の塊」であり、
おいしい以外のメリットはありません。
食べないほうがよいでしょう。

◆テストステロンを上げる食材

テストステロンを上げる食材は、まずはたんぱく質です。
羊肉、牛肉、卵、マグロ、サケ、牡蠣(かき)、アサリ、はまぐりなど。

ニンニクやタマネギのような「においの強い野菜」はテストステロンを増やします。
ニンニクは口臭や体臭の問題がありますが、
タマネギはとっつきやすいでしょう。

それ以外に、次の野菜も有効です。
ブロッコリー、ホウレンソウ、キャベツ、小松菜、大根の葉、カリフラワー、カブ、カボチャ、セロリ、セリ、冬瓜。

また、ナッツ、ごま油、オリーブオイル、はちみつも良いと言われています。

参考文献
1)堀江重郎:『LOH症候群』,角川新書,2021

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