夜勤中はブルーライト対策をして甘いものは食べない
夜勤をともなうシフトワークでは、
昼間に働いて夜間に眠るという生活から、
夜間に働いて昼間に眠るという昼夜逆転が生じます。
体内時計は急激な変化についていけず、体に負担がかかります。
夜勤によって体調を崩さないためには、どうすればよいのでしょうか。
生活のリズムを刻む体内時計に2つあります。
1つは脳にある「主時計」、もう1つは内臓にある「末梢時計」です。
脳の主時計は、目からのブルーライトによって目を覚まします。
内臓の末梢時計は、食べ物によって目を覚まします。
夜勤によって体内時計が狂わないように、
夜勤中は脳にも内臓にも寝ててもらうのはどうでしょうか。
つまり、夜勤中はブルーライトをカットする眼鏡をして、
脳を刺激しないようにします。
パソコン仕事の場合は、パソコン画面を暗くし、
ブルーライトを減らすモードに調節します。
やってみると、パソコン画面を明るくすると脳が刺激され、
頭がさえてくるのが分かります。
逆に暗くすると脳が落ち着いてきます。
また、血糖を上げる甘いもの(お菓子、ジュース)を摂ると
内臓が目を覚まします。
夜勤中はお菓子やジュースは摂らず、
内臓を刺激しないのがよいでしょう。
脳と内臓に寝ててもらうといっても、
ぼーっとしていてミスをしては人に迷惑をかけてしまいます。
そこが難しいところですね。