第三者委員会
突然契約解除通告をしてきた事業者の事で、第三者委員会を開いた。
これまで何度も何度も担当者支援会議を繰り返して約束したことを翌日にはひっくり返されてきたので、もう少し権限のある人に訴えたかった。
公務員は仕事を増やしたくないので、被害者の声を潰そうとする。
この会議も何度も電話して
「この市でできないなら東京都に話を持って行きますよ。
そちらの方が早いので、できないならできないと早くおっしゃって下さい。
今までもそうして解決してきたので。
あなたのお名前を頂けますか?」
と言い、やっと開催してもらった。
私は何度も説明してきたので、証拠書類を提出してすぐに終わるかと思った。
体調が最悪だったので早く帰りたかった。
しかし、どうやら私がクレーマーで悪口、愚痴を言いたいだけと思われているような気配を感じた。
それが嫌だったので、相談員や支援センターに経緯を聞いてくださいとお願いしていたのに。
「まあ事業者さんに話をして、謝罪してくれるかどうか…という感じですね」
………………???
「私は謝罪なんて要らないです。
やっつけて欲しいなんて思ってもいませんし、もう怒ってもいません。
私がここで引き下がってしまったら第二、第三の被害者が出てきてしまうので公の文書に残して欲しくて来たんです」
「でもここに花さんの暴言パワハラで担当者を派遣できないと書いてありますよね?
あなたがそんなことしていないと言っても、事業者にも聞いてみないとわからないです」
「はい。だからそこを聞いて欲しいんです。
ウチに入ってくれていた担当者達とは関係が良かったですし、
ウチに入りたいと言ってくれていました。
ここに書いてある情報は担当者から私が直接聞いたもので、邪推ではありません。
ただ社長が他の人を押し退けてまで一方的にウチに入ってきて、それを拒否したらこんな文書を送って来たので、この文書が法律的に認められるものかどうかを弁護士に確認してもらってから、事業者に話を聞いて欲しいんです」
「ああ、私は法律とかは分からないわ」
「この団体には弁護士がいるはずです。
委員さんが知らなくても確認できると思います。
こんな嘘だらけの文書一枚で契約解除できるようになったら、悪質な事業者のやりたい放題になってしまいます」
この会議には私以外に4人が出席していたが、一番上座に座っていた男性だけが深く頷いて聞いてくれていた。
この人だけは法律にも詳しそうで知能が高そうだった。
知能が高い人は、人の肩書きや状況を参考にはするが、本人の態度、話し方、語彙能力、目つきで判断する。
私は「この人だけ理解してくれている。信頼できる」と安堵した。
会議が終わって帰宅すると、その方から直接電話がきて
「相手の事業者が面談に応じるそうです!
私がしっかり聞いて来ますので、もう少しお待ちください」
と嬉しそうに報告してくれた。
やはりこの人は理解してくれていたんだ!
ここまでくるのに10人以上に相談してきたが、やっと一息つけそうだ。
苦しく長い闘いだった。
諦めずに行動していると、最後には良心的な人に辿り着く。
後はこの人に任せて、ゆっくり休もう。
どんなに辛くても全部受け止めて闘っていると、納得できる道が見つかる。
ここまで見守ってくれた人たち、みんな本当にありがとう。
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