御朱印帳のまとめ

神社やお寺で御朱印をいただく際は専用の御朱印帳を使います。
御朱印帳は神社やお寺で手に入れられます。お土産屋さんや文房具屋さん、Amazon等のネットショップで購入しても構いません。
御朱印帳には「蛇腹式」と「ノート式」があります。どちらを使用しても構いません。あとで広げてみ眺めるときの爽快感から個人的には蛇腹式をオススメします。

・御朱印をいただく際は、先に参拝を済ませましょう。
・御朱印はお土産売場、社務所、寺務所などでいただけることが多いですが、それぞれの神社仏閣で場所が違うこともあります。なかには自宅でいただくこともあります。
・御朱印帳を開き、神社仏閣の方に渡します。最近は、書置きといって、あらかじめ御朱印が書かれている紙を渡されるケースも増えてきました。

以下、御朱印について、私の体験をもとにした見解を書いていますが、それぞれの神社やお寺が私の見解と違うことを言った場合、その神社やお寺が言ったことが正しいものとなります。それぞれの神社やお寺のやり方に従いましょう。

御朱印帳(神社用)

・表紙に「御朱印帳」と書きます。はじめから「御朱印帳」と書いて売られているケースも多いです。
・神社用と寺院用で用紙等に違いはありません。
・いただいた御朱印の中央にはその神社の「神社名」が書いてあることが多いです。

御朱印帳(お寺用)

・表紙に「御朱印帳」と書きます。はじめから「御朱印帳」と書いて売られているケースも多いです。
・神社用とお寺用で用紙等に違いはありません。
・いただいた御朱印の中央にはそのお寺の「御本尊名」が書いてあることが多いです。
・原則、お寺の御朱印は納経した際にいただくものですが、現在、ほとんどのお寺では納経を求められません。
・まれに納経を求められるときがあるので、お寺の御朱印巡りするときは、納経を準備しておくことをおすすめします。

納経の準備

・納経にはいろいろな形がありますが、一般には『般若心経』を書いた紙になります。
・Amazon等で般若心経写経の「写経用の紙」「写経用のペン」を売っています。用紙が10枚~20枚入ってペン付きで1000円程度です。これを使用し、写経すれば良いです。
・文字をなぞるタイプの写経でも構いません。なぞるタイプなら1枚15~20分程度で書けます。
・写経した紙を、100円ショップ等で売っている普通の茶封筒に入れておけば納経の準備は終了です。
・写経した紙は折って構いません。まれに折っていることを嫌がるお寺さんもあるかもですが、その際は「今後は気を付けます」と言えば良いです。

御朱印帳を神社と寺院でいっしょにして良いか?

・現在はほとんどの神社仏閣で拒否されることはないので、分けなくても構いません。
・しかし、本来の趣旨を考えたら、個人的には神社と寺院で分けるべきだと考えています
・神社と寺院では、御朱印の持つ雰囲気も違うし、将来、広げて眺めるときのことも考えて分けておいた方が良いと思います。

御朱印帳の裏も使って良いのか?

・蛇腹式の御朱印帳の場合、裏面も御朱印をいただくのが原則です。
・紙を無駄にしないという考えからも裏面も活用しましょう。
・私個人は、表面は直書きの御朱印用、裏面は書置きの御朱印用としています。裏面が多く空いた場合、きれいな挟み紙を貼ってます。
・挟み紙やおみくじ等、神社仏閣で直にいただいたものはギリセーフ(←個人的な見解です)、それ以外のものは、貼らないようにしましょう。

納経帳

・御朱印帳とは別に納経帳というものもあります。
・納経帳は、四国八十八ヶ所などの巡礼の際に用います。
・日付が入らないこと。「重ね印」と言って二度め以降は同じページに印を重ねて押していくことが御朱印との違いとして特徴があります。

御首題帳(日蓮宗)

・日蓮宗のお寺では、御朱印とは別に御首題をいただくケースが多いです。
・専用の御首題帳をつくる場合、表紙に「御首題帳」と書きます。
・お寺の御朱印は中央に御本尊名を書いてあるケースが多いですが、御首題帳には「南無妙法蓮華経」と書いてあります。
・専用の御朱印帳を使わないと「南無妙法蓮華経」でなく「妙法」と書く日蓮宗のお寺もあります。
・日蓮宗のお寺で「御首題にしますか、御朱印にしますか?」と聞かれた場合、「御首題で」と答えたら「南無妙法蓮華経」と、「御朱印で」と答えたら「妙法」と書かれます。
・私は体験したことありませんが、専用の「御首題帳」でないと御首題を書いてくれない日蓮宗のお寺もあるそうなので、御朱印帳の他に、御首題帳も持っておくと安心です。

御朱印帳に御城印を貼っても構わないか?

・最近はお城に行くと、御城印をくれるところもあります。その他、御朱印に似た紙をくれるところがあります。
・御朱印の主旨から言えば、御城印などは「御朱印帳に貼るべきではない」となります。
・現実の話として、御朱印帳に御城印が貼ってあっても「怒られる」「(御朱印を)断られる」ケースはほとんど無いと思いますが、怒られたり、断られたりしても仕方がない行為です。
・お城めぐりする人は、専用の「御城印帳」を作りましょう。市販の御朱印帳の表紙に「御城印帳」と書くだけです。なお「御城印帳」では絶対に御朱印はもらわないでください。

鉄印帳

・令和2年(2020年)から『鉄印』が始まりました。
・鉄印とは、日本各地の第3セクター方式の鉄道会社、40社が発行するものです。
・鉄印は発行する駅の窓口でもらえますが、鉄印をいただく際は、専用の鉄印帳が必要になります。
・専用の鉄印帳があるので、間違って鉄印を御朱印帳に貼るなどはないとは思いますが、念のため気をつけましょう。
・専用の鉄印帳は、通常、最初に訪れた第3セクターの鉄道駅でいただきます。

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