茎の部分って皆さんどうしていらっしゃるのでしょう。
私は人参と一緒にきんぴらにするのが好きです。太すぎなければ、根も細~く切って入れると香りがとても良いです。
今回は、細かく刻んでトッピングに使うことにしました。これも好き。
私はとかく薄味にしがちなので、この時は少しだけ塩をきつめにします。調味料のように使えますのでね。コショウも粗めにミルで挽いてたっぷりと。
塩が馴染んだらオリーブオイルをかけて、冷蔵します。
サラダに、冷奴に、納豆に。茹でたジャガイモに乗せても。
豚しゃぶも美味しく頂きました。
🌿
今回は、パクチーが苦手ですという感想は受け付けておりません。ですが、お気持ちはわからなくもないです。私も以前は苦手でした。
出会いは台湾。
台湾なのになぜかモンゴリアンバーベキューなるものがツアーの中に組み込まれていました。好きな食材を選んで調理してもらうのですが、あれと、それと、と指さした中にパクチー(ここでは香菜か)があったのでしょう、想像とは全く違う味になりました。
再会は香港。
友人がツナのパスタを一口食べて
「タイガーバームの味がする!」(香港だけに)
と言い、少しもらうと……台湾のアレだわ!と蘇りました。
大丈夫になったのは、タイだったかカンボジアだったか。
野外の食堂のようなところで頼んだ料理に入っていて、それとは気づいたものの口の中を通り抜ける爽やかな清涼感よ!わかった、暑い国に合うんだなあと思ったのでした。
これ、シンガポールスリングでも同じ経験をしました。
冷房の効いた東京のバーで飲んでもあまり美味しいとは思わなかったのに、蒸し暑いシンガポールの屋外のレストランで飲んだら……こういうところで飲むと美味しいんだ!と思ったものです。
その後は、フォーを食べに行けばパクチー増量です。また、ポルトガル料理にも結構使われるのですね。コリアンダーもりもりのサラダは美味しかったのですが、銀座にあったそのポルトガル料理店はなくなってしまいました。
日本にパクチーブームがきたのは、そのずっと後の話です。