マガジンのカバー画像

雑記｜小説とか気持ちとか

21
本
読書感想文や、そのとき思ったことの殴り書き。人にとってはどうでもいいことを、どうでも良くない口調で語ってます。
運営しているクリエイター
hanaco｜カメラマン・ライター

#読書感想文

hanaco｜カメラマン・ライター

hanaco｜カメラマン・ライター

SNSから解放されたい

SNSから解放されたい

2日に1回は、インスタもツイッターもやめたいなーって思う。

俗に言うSNS疲れってやつ。

人の幸せを妬むほどではないけれど、自分の人生にはない誰かの幸せを、心から羨ましく思う。
できる人と比べて、落ち込むことだってある。

この際、SNS全部やめて、テレビも見ず、あらゆる情報から切り離された世界で生きていこうか。

なーんて思うけど、実際無理だよねー。

SNSがあるから嬉しいこともあるし、い

もっとみる
hanaco｜カメラマン・ライター

hanaco｜カメラマン・ライター

芥川龍之介への手紙

芥川龍之介への手紙

そもそも、道徳というものを根底から疑っていました。

この一文からはじまる「芥川龍之介への手紙」。又吉直樹さん著「火花」の文庫版に掲載されているエッセイだ。

「火花」は発売されたときに購入したのでハードカバーが手元にあったのだが、のちに文庫化されたとき、この９ページにわたるエッセイが読みたくて再び購入した。

読んで、最後の5行でぜんぶ持っていかれた。

道徳とは「左側通行」と似たようなものであ

もっとみる
hanaco｜カメラマン・ライター

hanaco｜カメラマン・ライター

片山義太郎と出会った話

片山義太郎と出会った話

物心ついたときから、読書が好きだ。

幼稚園に通っていたころは本を読んでもらうのが毎日の楽しみだったし、文字が読めるようになってからは、事あるごとに「図書館に行きたい」と言うのが口癖になっていた。

本の虫の小学生小学生になると、数日に1回は図書室に行き、図書室の先生に「また来たのね」と顔を覚えられる始末。
同じく読書が好きだった2つ年下の妹とも、図書室でよく会った。

わかったさん、かいけつゾロ

もっとみる