発達障害の治療中、生まれて初めて感じた「産んでくれて、ありがとう」というあったかさ
発達障害の治療を始めて、これまで感じたことのなかった感情を体得することができました。
親に対して「産んでくれて、ありがとう」
治療が進む中で、あるとき、純粋にそう思えたんです。
これまで、親への感謝は人並みに口にしたことはありました。
でも、どこか形式的というか、クールな感覚だったんです。
むしろ、発達障害は遺伝性が強いため、
「こんな脳に生まれて、とても大変」
というネガティブな感情のほうが強かったかな、というのが正直なところです。
でも、そういった遺伝の話も取っ払って、
生まれて初めて、
ほんわかとあったかい気持ち
を味わいながら
「産んでくれて、ありがとう」
そう心底感じることが出来たんですよね。
これまで回路はあったのに、コンセントが入ってなくて、
治療を進める中でふとコンセントがさされてつながった
そんな感じです。
この現象は、これまで発達障害の治療を進めてよかった、と思える出来事の中で大きなもののひとつです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?