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障害年金が等級落ちした話

私は、障害者として現在障害年金を頂いてほそぼそと実家暮らしにて加療しています。
そもそも、障害者となったのは今から10年以上も前のこと。仕事関係などで何もかもが嫌になり、病院に入院することになった私は精神科を受診しました。そこから通院が始まって4年後、双極性障害であることが診断されました。同じ精神科に通っていた元職場の同僚に、「その病気なら、障害年金がもらえるかもよ?」と言われたのが初めて障害年金という存在を知ったきっかけです。

事の顛末は別記事に起こそうと思いますが、私は当時無職だったこともあり、なんとか自力で障害年金を申請、受給することができました。ちなみに、まだその頃は年金の審査というものが地方ごとに行われているときであり、私の住む地方はあとで知ったのですが審査が緩い、とされている地域でした。
さて、それから何年か受給を続けていましたが、双極性障害というのは感覚的に薬で抑えられる寛解期というものがあるようで、私はその期間が長かったのか、「年金に頼らなくてもそろそろ働けるのでは?」と思うようになりました。主治医にも少し良くなってきたね、と言われた次の診断書で……タイトル通り等級落ちしてしまいました。
これは実は、年金の審査が全国一律になったタイミングだったそうで、今までの感覚で書いていた主治医もまさか落とされるとは思ってもみなかったようです。たいへん驚かれていました。

私はというと、落ちてしまったこともあるし、お金を稼がないと!という気分になって(たぶん少し躁転し始めていたと思います)障害者手帳を取得して障害者雇用で働くことにしました。これもまた別記にしたいと思いますが、当時まだコロナ禍前で集団面接会にて私は10年というブランクがありながら一般事務補助として採用されました。

結論として、大きく躁転していた私には大きな鬱が訪れてしまい、2年で仕事を辞めざるをえなくなってしまいました。

さて。冒頭の通り、今はまた障害年金を頂いて暮らしています。
一度年金の審査に落ちたら通らない、等と色々ネットで得た知識では不安でしたが、無事申請が通ってホッとしています。
私が出した書類は支給停止事由消滅届、と主治医の障害年金申請の診断書です。
これは市役所で提出したのですが、係の方が初めて見る書類だったらしく、受付にとても時間がかかりました。

最後に。色々あったけど、落ちるときは落ちるし、また通るものだから焦らず治して行こうね、という話でした。


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