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お金を払って喜んで人生最多うんこ拾い

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スペイン南部、国内最大級の犬の保護施設で、犬のうんこを拾いまくった体験談。スペインではある特定の犬種が毎年何万頭も飼い主から捨てられる。
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#動物愛護

色々リセットしたかったらインド以外にもあるよ

ただいま、塀の中で暮らしています。 と言っても、罪を犯したわけではなく、犬の保護施設に泊まり込みで1週間滞在しています。 車がないと移動できない、周りには工場も畑も何もない、原っぱだけが広がる中にポツンとある施設です。 道には誰も歩いておらず、道路脇にはプラスチックゴミが散乱しているような、心温まらない風景の地方です(悪口を言うつもりはないのですが本当に原っぱとゴミだけなので)。 インターネットやメディア、レストランやショップという娯楽から離れていると、「現実」とはな

犬のフンで筋肉痛になった話

これから食事という方は、ぜひ時間をずらして読んでいただきたい。タイトルで察せず、食事中なのに開いてしまった好奇心旺盛な方、おめでとうございます。何かのご縁かもしれません。 私はスペインにある捨てられた狩猟犬の保護施設で1週間泊まり込みのボランティアをしたのだが、3日目に、上腕二頭筋が小声で痛みを訴え始めた。 私は20kgのエサ袋を両肩にかついだり、腰にロープを巻き付けてタイヤを引っ張ったり、クマと闘ったり、怪我をした仲間をお姫様抱っこして病院まで走ったりは、全くしていない

スペインの保護犬施設に住み込みボランティア。アメリカ人、ドイツ人とうんこ拾い

スペイン南部、アンダルシア地方の犬の保護施設に滞在して、お金払ってうんこ拾いをしています。なんでそんなことをしているかという背景は前回書いたので、以下に委ねます。 空港から30分ほど、茶色い畑のような平地の中にポツンと犬の保護施設がある。ここには約600頭のスパニッシュ・グレイハウンド(ガルゴ)が保護されている。 郊外なので、犬が吠えても文句を言うような近隣住宅はない。交通機関はなく、自力でレンタルした移動手段が必要になる。私は、普段徒歩とバスで生きているので、レンタカー

お金を払って喜んで犬のうんこを拾いにきた話

私は今スペイン南部の陽の照りつける茶色く乾いた土地の真ん中にいます。いつも暮らしている島とは違い、歩いても海にたどりつけない平地の中です。 自分は今起こったばかりのことを書くのは向いていない人間で、しばらく寝かせる時間を要します。とれたての野菜を新鮮なうちに出す店ではなく、古漬け専門店です。ですが、今、あまりにたくさんの刺激の中に身を置き、古漬けにするより浅漬けくらいで出していった方が良い気がするので、書いてみます。 スペイン南部、もう首都マドリッドに行くよりも南下してモ