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お金を払って喜んで犬のうんこ拾い

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スペイン南部、国内最大級の犬の保護施設で、犬のうんこを拾いまくった体験談。スペインではある特定の犬種が毎年何万頭も飼い主から捨てられる。
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#ボランティア

犬のフンで筋肉痛になった話

これから食事という方は、ぜひ時間をずらして読んでいただきたい。タイトルで察せず、食事中なのに開いてしまった好奇心旺盛な方、おめでとうございます。何かのご縁かもしれません。 私はスペインにある捨てられた狩猟犬の保護施設で1週間泊まり込みのボランティアをしたのだが、3日目に、上腕二頭筋が小声で痛みを訴え始めた。 私は20kgのエサ袋を両肩にかついだり、腰にロープを巻き付けてタイヤを引っ張ったり、クマと闘ったり、怪我をした仲間をお姫様抱っこして病院まで走ったりは、全くしていない

命を生かすのは金がかかる。人海戦術、水の入れ替え、バケツ洗い。イタリア人はイタリア人。

人間に捨てられた600頭のガルゴ(スパニッシュ・グレイハウンド)の保護施設の中で朝6時半に起床した。ここはスペイン南部のアンダルシア地方、5月末で気温36度に達する暑く乾いた土地の真ん中にある犬の保護施設である。 ガルゴは、細長い鼻に細長い身体を持つ筋肉質でエレガントな印象の犬だ。かつては貴族しか持てない貴重な犬だったが、今ではレースや狩猟など庶民の娯楽のために飼育され、使い捨てされることが問題となっている犬である。スペインでは年間5万頭が捨てられているとされ、私が滞在して

スペインの保護犬施設に住み込みボランティア。アメリカ人、ドイツ人とうんこ拾い

スペイン南部、アンダルシア地方の犬の保護施設に滞在して、お金払ってうんこ拾いをしています。なんでそんなことをしているかという背景は前回書いたので、以下に委ねます。 空港から30分ほど、茶色い畑のような平地の中にポツンと犬の保護施設がある。ここには約600頭のスパニッシュ・グレイハウンド(ガルゴ)が保護されている。 郊外なので、犬が吠えても文句を言うような近隣住宅はない。交通機関はなく、自力でレンタルした移動手段が必要になる。私は、普段徒歩とバスで生きているので、レンタカー