見出し画像

おすゝめの読書法② ~全てはスタンスから~

第2回 「読書が上手くいかなかった原因の考察」

※第1回はこちら↓

第1回に引き続き、今回は「読書が上手くいかなかった原因」についてです。

読書が上手くいかない原因、結論を一言で表すと、

「本を買うこと・読むことが目的になっている」だと私は感じています。
(いわゆる"手段の目的化)。

非常にシンプルにお感じになられると思いますが、掘り下げて考えてみると……

①「変化を起こすためのプロセス」を最終ゴールとしてしまう。

本ブログ2_変化のプロセス

上記の通り、本を買う・本を読むことは「変化を起こすためのプロセス」と考えることができます。そのうえで、プロセスの部分に最終のゴールテープをセットしてしまうと、「自分の行動を見直す・変える」というゴールの手前で歩みを止めていると言えるでしょう。


➁「本が自然と自分に気づきを与えてくれる」と錯覚してしまう。

当事者意識の欠如により、「待ちの姿勢」に徹してしまうということも原因と考えられます。こちらも非常にシンプルです。

上記①に関連しますが、「本を買うこと・読むこと」を最終ゴールに設定している場合、既に潜在的には目的が達成されているので自然と当事者意識が希薄となります。

その結果、「本の内容は自分の日常の行動に照らすとどの部分に当てはめることができるのだろう?その場合、明日からどのような行動をすべきか?」という形で自分事に置き換えて読もうとしなくなります。
また、「お金と時間を費やして読んでいるのだから、気づきを与えてくれるに違いない」という「お客様姿勢」が強まると、自分自身で考えることを放棄してしまいます。

同様のケースとしては、「有名な著者が書いているのだから、自分でも理解できるだろう・正しいことが書いてあるに違いない」と自己暗示に陥り、「理解したつもりになる・書かれていること全てが正しい」と考え、やはり自分で考えることを放棄してしまうこともあります。

あくまで私の経験に基づく考察でありますので、ご参考程度にお読みいただければ幸いです。

次回が最終回となります。最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

ご一読いただき、ありがとうございました♪

※❤マークを押すと、これまで私が旅してきた場所のお写真が表示されます!国内外、どの地域の写真が表示されるか、お楽しみに。

--------------------------------------------------------------------------------------

キャリア支援・コーチングサービス

主体的な人生選択をするためのキャリア開発支援・コーチングサービスをリリースしております。現状に満足されていない/自分の将来なのに全くイメージが湧かない…という方はぜひご覧ください。就活生も対象でありますが、いわゆる「テクニック」「就活塾」ではございません。人生選択に「テクニック」は一切不要です。受講者様の「志・価値観」を大切にお話を進めてまいります。

※企業の人事担当者様から入社時のマインドセットについてご相談もお受けいたしました。人事担当者様もご質問いただけますと幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?