noteの書籍化が決まりました
noteで書いたエッセイ「100万円貯めて、汚部屋を脱出してみた」の書籍化が決まりました。
noteで書いたエッセイを、いつか本にしたい!
とずっと思っていたのでうれしいです。
私と同じように
と思っている方も多いと思います。
そういった方に向けて、私が実践して出版を実現した「noteを出版社に売り込む方法」も解説しています。
さて、今回noteの書籍化が決まったわけですが
「どんな内容の本なのか?」
実際に会社でプロジェクトを進行するときと同じやり方で、片づけを進めるという内容。
具体的には、noteで少しだけ紹介した以下のやり方を、書籍で徹底的に解説しています。
こんな感じで、片付けに必要なタスクを細分化してWBSとして管理したり、捨てるモノの数をKPIとして設定して達成率を管理したりと、ビジネスライクな内容。
少し固い印象かもしれませんが、丁寧に丁寧に解説しているので
中身はとても読みやすい
内容に仕上がっています。
「片づけをプロジェクト化すると、部屋はどうなるの?」
元のnoteで少しお見せしましたが、こんなお部屋になりました。
すごくきれいになった。
「なんで片づけをプロジェクト化する必要があるの?」
絶対に片づけを成功させることができる、有効な手段の一つだと思ったから。
ほら、会社でやるプロジェクトって必達が求められるでしょ?
「できませんでした」が許されない世界。
だから、何としても目標を達成できるよう、ありとあらゆる合理的で実践的な手法が存在している。それを片付けに応用すれば、会社で進めるプロジェクトと同じように、片付けも成功すると思ったんです(ちゃんと成功した!)。
「片づけは計画が7割、実行が3割」
を本書ではモットーにし、まるで会社のプロジェクトのように計画をじっくり練って片付けを進めていきます。
「どんな人にオススメの本なの?」
この汚部屋ビンゴでビンゴ出しちゃった人、ビンゴは出なかったけど出そうになった人には特にオススメ!
「そろそろ本当に部屋を片付けないとマズイ」
と思っている人にはぴったりの内容です。
「どこで買えるの?」
今日からAmazonで予約することができます。
予約特典として、「片付けチェックシート」をプレゼント。
をチェックできるシートです。予約特典の申し込みフォームはこちらから。
書誌情報
担当編集さん、編集プロダクションの皆さん、デザイナーさん、イラストレーターさん、そしてnoteやSNS、ブログでいつも読んでくださっている読者の皆さん。
そんなたくさんの人に支えていただけたおかげで、本当に素敵な本に仕上がりました。心よりお礼申し上げます。
片づけをプロジェクト管理するというちょっぴり固いテーマではありますが、とても濃厚で読みやすい良書になりました。
次こそ絶対に部屋を片付けたい方、ぜひともお手に取ってみてください。
『片づけをプロジェクト管理してみたら汚部屋が生まれ変わった』
書籍の一部を公開!
(追記)
ここからは、書籍の「はじめに」と「目次」の部分を公開します。
本屋さんで立ち読みする感覚でぜひ読んでみてください。
それでは、どうぞ!
はじめに
それでも、
とあこがれ続けた。
朝起きて目の前に広がるゴミの山を見たり、「あんな汚い家に帰りたくない」と思ったりする毎日はもうイヤだった。
だから覚悟を決めた。
片づけを一大プロジェクトと考えた。プロジェクトマネージャーとして目標を決め、目標達成のための手段を細分化し、綿密なスケジュールを組んで片づけを進めた。
2か月弱もかかったけど、なんとか片づけは成功した。
「こんな、大変な目には、二度と遭いたくない」
片づけが終わった瞬間に頭に浮かんだのは、「うれしい!」といったよろこびの感情ではなく、「片づけなんか二度としたくない」「一生、このキレイな部屋を維持したい」という
熱意によく似た怨念だった。
この怨念を原動力に、頭を使ってリバウンドしない仕組みをつくった。ヘロヘロになるまで考えたおかげで、この仕組みがものの見事に大成功。片づけが終わってから1年ちょっとが経ったけど、このキレイな部屋を維持できている。
しかも、一切がんばることなく、楽に、簡単に。
さっき、あなたが「うちよりひどいじゃん」と思った部屋がこんなに片づき、しかもキープできている。……ってことはこう思わない?
「え、じゃあ自分の部屋も、なんとかなるのでは?」と。
前置きが長くなったけど、本書の結論はこれ。
なんとかなります!
「なんとかなるの?」と聞かれたら、自信を持ってそう答える。
なぜならこの本は、あなたの部屋が絶対にそうなるよう、今私が持っている知識と技術と情熱と魂と愛を詰め込んだ本だから。
でも、「やった! 自分の部屋も片づくんだ!」とよろこぶのは、ちょっと待って。ひとつとても大切なことがあるから、聞いてほしい。
「なんとかする」のはほかでもないあなた。
私の役目は「なんとかなるよう全身全霊をかけてサポートをすること」。たとえるなら自転車の補助輪。または後ろで自転車を支える日曜日のお父さん。
自転車をこぐのはあなた自身なんだ。
大変だから自転車は「ほかの誰か」にこいでもらって、自分は後ろの台に乗っていたいと思う(ニケツは道路交通法で原則禁止されてるから、そもそもダメだけど)。
でも、部屋を散らかしてそのままにしてるのも、その部屋に住んでるのも自分。だから片づけるのも自分でやるしかない。
私ね、散らかった部屋で暮らしていたころ、ぼんやりと
「いつか誰かが
なんとかしてくれる」
って思ってた。
部屋を片づける責任が自分にあるという事実にリアリティが持てず、「片づけは自分でやるしかない」ってことを頭で理解してなかった。
だけどこれをちゃんと理解したからこそ、私は片づけに成功できたんだと思う。それくらい大切なことだから、冒頭でこんなにページ数を割いて伝えたかった。
だから、安心してほしい。
自転車を「自分で」こぐあなたが、すっきりと片づいた理想のお部屋を見られるまで、私が自転車を支え続けるから。
日曜日、自転車の練習をしていて、後ろにお父さんがいたときってものすごい安心感があったでしょ?あれと同じことを、私がやるから。
だから安心してこいでほしい。絶対に転んでケガなんかさせないから。
と、思ったかもしれない。うん。自信はある。絶対にあなたの部屋を片づいた部屋にする自信がある。
私のあの部屋ですら片づけられた方法だから。
さてその片づけの方法は、結構シンプル。次の4ステップしかない。
この4ステップが、本書で紹介する片づけの方法。
そう思った人はいるはず。合ってる。PDCAサイクルとは、業務を改善したり効率化させたりする方法のこと。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)のサイクルを繰り返し行う方法だね。
会社で教わったことがある人も結構いるんじゃないかな。
本書では、これを片づけに応用する。
そう、「仕事のように片づけをする」ことが本書のテーマだから、その認識は合ってる。
なぜそれをテーマにしたのか?
理由は単純。「絶対に」あなたの部屋を片づけるため。仕事ってほら、「必達」が求められるでしょ?
「できませんでした」が
許されない世界。
そのため、「絶対に目標を達成するための、合理的で実践的なすばらしい手法」がたくさんある。
それを片づけに応用しない手はないと思うんだ。だから、この本ではたくさんの仕事の手法が出てくる。PDCAはもちろん、そのほかWBS、KPIなどの手法が。
ここで紹介したビジネスの手法は、毎日使っている人もいれば、初めて聞いたという人もいると思う。業種によってはあまり使うこともないだろうしね。
だから、なじみがない人にも、きちんと片づけに応用できるよう、一つひとつていねいに解説するので、どうか安心してね。
でも、心のどこかで
と願っている。
この本は、そんなあなた一人のためだけに書いた。
今、この文章を書いてる私の目の前にあるのは、モニターとモニターに映されたワードだけ。でも、生身の、生きた一人の人間であるあなたを思って書いてる。
目の前にいるあなたに話しかけるかのように、誠意を込めて言葉をつむいでる。だから絶対に読んでほしい。今度こそ、すっきり片づいた部屋にしてみせるから。
私が散らかしたあの部屋の写真を思い出してほしい。
あのレベルの部屋でも、なんとかなった。
なんとかするために実践した方法を、懇切ていねいに解説するから、一緒に二人で片づけを進めてみよう。
もちろん、この本を読んで片づけを実践している最中、
と逃げたくなることもあると思う。
だって、本を読んでるときはいいけど、本を閉じると目の前には散らかったぐっちゃぐちゃの部屋が広がってるから。
でも、そんなときにどうすればいいのか、それもちゃんと伝える。
挫折した回数に関しては、私より多い人はいないと思う。
だからこそ、逃げたくなったときどうすればいいのかもわかるから、安心してほしい。
この本を読み終えてパタンと本を閉じ、あなたが顔を上げた瞬間、そこにはすっきりと片づいた理想の部屋が絶対に広がってることを、約束するよ。
さて前置きが長くなったね。ここから、本編スタートです。
そうそう。この本はぜひ、部屋の中の目につく場所に置いといてほしい。
私、片づけようと思って買った本を、部屋の中で紛失して片づけをスタートできなくなったことがあるから。
ぜひ、すぐアクセスできる場所に置いといてみてね。
目次
……ということで、
以上が書籍の「はじめに」と「目次」でした!
大きめの本屋さんなら「新刊」コーナーか「暮らし」のコーナーに置いてあると思います。
ぜひ立ち寄ってお手にとってみてください。
ではまた!
書誌情報
あとがき
お米、2か月で20キロ食べた。
この本を書き上げるのに約2か月かかったんだけど、その2か月で食べたお米が20キロ。
別居婚してるから週末は夫が家にきて、ご飯を一緒に食べる。だから多少夫が食べるのを手伝ってくれたところもあるんだけど、でもそれを差し引いても、2か月で20キロのお米を消費したのは初めてだった。
普段は、「2か月で5キロ」のお米をなんとか消費しきるくらい。いつもの約4倍の量を食べたってことだ。
本の原稿を書いていると、頭がフル回転する。だからやたらとお腹が空いちゃう。
なので、この2か月は2~3時間おきに小さいおにぎりをパクっと食べてた。それを毎日やってたから20キロあっという間になくなった。このお米のおかげで、原稿を書き上げることができたといっても過言ではない。
今さっき上に書いた書籍の告知文では、お米への感謝を書くのは難しかったのでここの「あとがき」に書く。米よ、ありがとう。
食べていたのは、北海道産の「ゆめぴりか」。柔らかめでふっくら炊き上がるタイプのお米が好みの人にオススメだよ。
本を書き終わったので、来月からはnoteに帰ってこれそう。秋らしいnoteとかも書きたいな~って思ってるので、ぜひ楽しみに待ってってね。
ではまた!
【関連note】いつか本を出したいあなたへ
と思ってnoteの更新を頑張っている。
でも、なかなかイイネがつかない。なかなかフォロワーが増えない。
出版なんて、夢のまた夢……。
そんなことないです。
私がnoteで書いたエッセイ「100万円貯めて、汚部屋から脱出してみた」が書籍化されました。
私はnoteのフォロワーがまだ30人程度しかいなかった時点で書籍化にこぎつけました。
また、今回書籍化されたnoteは初めて書いたnoteだったので、投稿件数はたったの1件。
noteのフォロワー30人、
投稿件数1件でも
書籍化を実現できるんです。
その書籍化を実現するためにやったことすべてを、包み隠さず1.7万文字というボリュームで徹底的に解説しました。
題して、「フォロワー30人、投稿1件なのに『noteの書籍化』を達成した方法」という有料noteです。
この有料noteはありがたいことに人気noterの方からもうれしいレビューが届きました!
※この時はnoteのコンテンツ量が今の10分の1以下だったので、はるかに安い980円で販売してました。
【このnoteはこんな人にオススメです】
「いつか本を出したい」ではなく、「10か月後には近所の本屋で自分の本が並んでいる」ことを確実に目指せるnoteです。
私が書籍化するために行った「すべて」をそそいだ大傑作note。
「一生に一度、自分の本を出したい」と夢見る方はぜひ読んでみてくださいね。