海のはじまりの、もうすぐ終わり 11話感想
海のはじまりがあるから、気の重い週始めも少し心が浮かばれるなあと思う、日曜日と月曜日。見るのは火曜日の日中。
7月8月は子どもの夏休みで、感想を綴るなんて余裕は皆無(笑)(笑えないくらい怒涛な日もあったけど)
最終回目前に、久しぶりに書きます。
このあと他の人の感想も見るんだ。楽しみ。
美容室スネイルで、夜々ちゃん登場✨
いちばん好きな花もどっぷり浸かって観てたから、久しぶりに夜々ちゃんに会えて嬉しかった。
この日に着てたのは紫の、トップス。
夜々ちゃんのイメージカラーであると共に、夜々ちゃんの大好きな紫陽花の色であり、ムラサキちゃんの事も同時に思い出す。
以前、海のはじまりについて、最終回なんてないんじゃない?だってみんなの暮らしは続くんだもん、といったことを書いたけれど、それは夜々ちゃんについても同じことだなあとしみじみ思ったりした。
そうか。私も。私の家族も。そうだよなあ。
ただ、水季さんみたいにいなくなったりがあるから、胸が詰まるんだけど。
弥生さんと夜々ちゃんが近くの世界で生活してると思えるのは嬉しいな。弥生さんと夜々ちゃんと海ちゃんの3ショット可愛すぎたなぁ…☺︎
無限まやかしというポッドキャストをしている大島さんという方が、ラスト3話全部で大きな最終回だと思っていると話していた。
観ていて確かにそう思う。まだ夏くん、挑戦の途中。
先週から続く、ヒリヒリするような夏くんの危うさ。
1人で抱えて他に頼ろうとしない頑なさ、
周りに頼らせさせまいとする姿、
自分が自分が、になってる様子。
周りから見たらどうしたって心配になるほどの様子なのに、そこまでしなくてもと思うのに、夏くん自身にはそれが分からなくなっている。
「2人で頑張ろう」なんて
1ミリもで誰も望んでないのに。
だいたい頑張る2人の中に海ちゃんがカウントされてる事が本来よろしくないのでは…。
それでも夏くんの中では自分と海ちゃんだけでやらなきゃ、できなきゃ、になってる。
でも、夏くんの姿って、
まるっきり人ごととは言えない私もいた。
第三者の立場からオイオイとは言えないくらい、その感じに覚えがあった。
頭を抱えるくらいつらいのに、
誰にも助けてと言わない。
助けてくれなくて良いですって顔をしている。
子どもの感情や出来事について、
私が助ける、私が請け負う。
だってお母さんだから…
って思った事、ある。
というか、その感覚の渦中に
いるのかもしれない。
子どもと自分は別の人間なのにね。
頑張れ、夏くん。
頑張った三つ編みヘアの、いびつでボサボサな具合でさらに切なさが増す。
2人の気持ちがかみ合ってない、届いてないいびつさとリンクする。
朱音さんの涙以降、
私も寂しさが止まらなかった。
縁側で絵本を広げる海ちゃんを見て顔を覆う朱音さん。
もうどーしたらええんや。正解はなんだったか。決めたばかりの判断はやっぱり間違っていたか。戻っておいでと今すぐにでも言いたいような。
7歳の子どもは、身近な人の寂しさなんて簡単に察知する。涙を見せなかったとしても、見たら尚更。それが全部自分のせいだなんて思ったら、自責の念にかられたっておかしくない。つらいよね、。
叱らないで、夏くん。
津野さんの言葉。
予告で見た時よりも、
感情的というよりは津野さんにとってのド正論を言っているという感覚で聞いた。
いる、いないの話はしてない、
いたとか、いなくなったって話してる。
この言葉は心に刻んでおきたい。この尺度がずれていたら、どんなに言葉を重ねても気持ちは通じないだろう。
海ちゃんに津野さんがいてくれて、良かった。海ちゃんと水季さんの7年間を、いた時やいなくなった時のことを知ってる人がいて、良かった。
いない、と、いなくなった、は大きな違い。
居た、と思えるだけでどれだけ心の杖になるだろう。
来週、最終回も視聴するの楽しみです☺︎
ドラマとしては、終わっちゃうのかー。
それでも私はつづくので、
私の生活をしていこうと思います。