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「海のはじまり」のはじまり


第一話、第二話、観終わりました。。

どうしても泣いてしまう( ;  ; )

他の人みたいに目次とかつけて整頓して書けれないけど、感じたことををつらつらと。一個人の感想ですので悪しからずです。。そして未視聴の方にはネタバレになると思います(一応ひとこと添えておきます)。



お決まりの火曜日、図書館のフリースペース(半個室)。

今日は過ごし方もフリーなので、TVerで「海のはじまり」を観た。隣のスペースでパコソンワークをしてるおじさんも、まさか右の人が月9見ながら顔シワクチャにしているとは思わないだろうな。


今回は絵本がたくさん出てきて、一つひとつのセレクトにも意味が込められているのだろうと思った。


何せ今私が居るのも図書館。

海ちゃんが大切に持っていた「くまとやまねこ」を備え付けのパソコンで検索して、棚を探す。
湯本香樹美 文 酒井駒子 絵 なので、ユのあたりを見るとすぐに目に入ってきた。

フラッと図書館に来て目が合った本を手に取るのも大好きだけど、探したい本を見つけるのもドキドキしていいなあ。

自分のスペースに戻ってゆっくり絵本を読む。


大切なことり亡くしたくまの気持ち。周りに咎められて心を塞いでしまう姿。少しずつ思い出が色づいていく様子。心に寄り添うバイオリン。やまねこのそれまでにも思いを馳せてドラマとも重なる部分もあって、1人また泣く。半個室で良かった〜。


津野さんが「大丈夫と思っててもミスをして」落としてしまった絵本たち、絶対あれもセレクトしてあるよなあ…
このあと一時停止してリストアップして、全部読んでみよう。私が今いるのは図書館なんだからね。

その事も書けたらまたnoteにしよう。

(追記。散らばった絵本、
みんなうんち、
きんぎょがにげた、
ひらがなあいうえお、
とくさんとふくさん、
CAR
など、the人気絵本が多かった。その分、メッセージ性の強い海ちゃんの絵本が際立ってるのかもなあと思いました)

弥生さんが必死で呼吸を整え涙をひとつ溢した時、夏くんが水季さんとの未来に心が寄っていて、自分との関係性が終わるかもしれないと泣いたのかと思った。けど、全然そういう事じゃなかった。
自分が殺したと思っていた、生きていてくれた、その言葉と弥生さんの経験が重なったんだった…

弥生さんは、しっかりしてるし相手の感情の機微をすごく読み取るし、一見頼もしいと見えるかも知れない。だけど、なんだか、ずっと呼吸をしていないように見えた。ずっと喉の奥は詰まってて、苦しそう。どうか心も体もいっぱい空気を吐いて吸える日が来たら良いなと願った。


夏くんは、戸惑って困惑してるだけじゃなくて、良かったって思ってたのか、って。それは分からんかった〜そうか〜。そうか〜…。そう思うのと思わないのでは、この次の一歩は全然違う。

海ちゃんが、誰かに合わせるパパにもマイペースなママにも似てて。可愛くてせつなくてね〜。

「手ぇ引っ張ったり横に張り付いたりしないで、後ろから見守ってあげて」
このメッセージが月9で出てくる事の凄さ。
保育現場ですらこの事の大切さを知らない大人がたくさんいて、わかっていても子育ての中でそうはいかない事ばっかりで。でも改めて言葉にして発信されたことが私は嬉しかった。


今まで、ドラマや小説に触れる時はこの先の予測を立てないようにすることが多かった。その瞬間の出てくる出来事や感情にストレートに出会うのが好きみたい。だからサスペンスとかホラーは衝撃が強すぎて見られない。笑 
面白い作品もあるだろうし、夫の好きなジャンルの作品も一緒にもっと楽しみたいのに、勿体無いなあと残念に思ったりする日もよくある。

ただ今回は、たくさん想像しながら観ようと思った。なぜなら、絶対に、自分の物差しや知っていることでは想像しきれないものがあって、どれだけ想像しても追いつかないということを体験しようと思ったから。
敢えてドラマだから安心してやってみれる☺︎

日常生活や実際の対人関係では、
どちらかというと見えないものを考えすぎてしまう方だった。

そうすると必要以上に他人の気持ちを想像・妄想してしまって、事実と妄想がごちゃごちゃになってしかも自分を追い詰めて苦しくなるから、数年前からやめようと気をつけている。

事実と妄想に線を引く。自分と他人に線を引く。境界線を意識する。それでだいぶん暮らしやすくなったなあとかんじる。まだまだ練習中。

前は自分の輪郭がぼやぼやしていたけど、少しずつ分かるようになってきたから意識するのは大事な事だなあって実感する。

というわけで、月9の世界で思いを馳せることにする。きっと、実世界の自分にも何かを与えると思っている。


脚本家の生方美久さんの作品が大好きで、silentからずっとみている。ひとつひとつが丁寧で、派手な出来事じゃなくても確実に個人の心の中では動くものがあって、それを細やかに表現していて、救われたような気持ちになる。

そして合わせて楽しいのがPodcastの「無限まやかし」!!!
感想をひたすら語り合って、下手な予測とかはせず!物語を深く味わえるのが楽しい。2人の話者がお互いに全部に同意ではなくても、尊重しつつ対話しているのも気持ちがいい。

silent、いちばん好きな花の時もそうだったけどドラマ放送のあとは毎日更新される無限まやかしを聴くのが楽しみでしょーがない。そうしてる間に1週間経っている。最新話が観れる。は〜ありがたい〜。

こういう少しのことで、暮らしも頑張れたりする。一時は不要不急と言われるようなこともあったクリエイティブな分野は、絶対に要だし急だと思う。


こちらが、海のはじまり 感想初回。


ああ書いていて楽しかった!楽しい物語と言葉にできる場があって良かった☺︎

ひとまずここまで。

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