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子どもが学校に行きたがらない本当の理由がわかった。

この記事を開いていただいてありがとうございます

私は子どもの不登校で悩みまくった自分の子育ての経験から
本当の「愛し方」「愛され方」をお伝えし、
最高に楽しく自分の人生を生きる大人を増やすため
メンタルコーチになった、はなえみ亜紀と申します。

この記事では、
子どもの不登校、行き渋りで悩んでいる方や、
子どもがなぜ学校に行きたくないのか、
本当の理由が分からなくて悩んでいる方に、
「バーストラウマ」という考えから向き合ってみることをお伝えし、
新しい視点を持ってもらえる内容となっています。

誰でも関係しているお話なので、
不登校でお悩みの方以外の人にも読んでいただきたいです。



『バーストラウマ』とは


バーストラウマ(Birth Trauma)という言葉をご存知ですか?
赤ちゃんが生まれるときに受ける心や体へのダメージ、
またはお母さんが出産時に受ける心理的・身体的なトラウマのことを指します。

《 赤ちゃん側のトラウマ 》

  • 帝王切開や吸引分娩、鉗子分娩など、医療介入が多い出産

  • 難産や長時間の分娩による酸素不足やストレス

  • へその緒が首に巻きつくなどのトラブル

《 お母さん側のトラウマ 》

  • 出産時の強い痛みや医療的な処置に対する恐怖

  • 緊急帝王切開や出産時のトラブルによるショック

  • 誰にも相談できず、孤独な気持ちを抱えたまま出産した経験

お母さんの場合は、心理的、身体的の両方、
赤ちゃん場合は、身体的なショックで生まれるものだそうです。
なので、お母さんの妊娠中の精神状態が及ぼす赤ちゃんへの影響については含まれません。


バーストラウマの影響


赤ちゃんのときのトラウマは、無意識のレベルで残ることがあると言われています。
例えば、以下のような形で現れることがあります。

  • 子どもの性格や行動への影響(不安が強い、分離不安がある、泣きやすい)

  • 発達への影響(感覚過敏、睡眠トラブル)

  • 大人になってからの影響(自己肯定感の低さ、人間関係の不安)

また、お母さん自身が「出産が怖かった」「思い通りにいかなかった」というトラウマを持つことで、
産後うつや育児への不安につながることもあるそうです。


バーストラウマを知ってやっと納得できた


私はこちらのYouTubeを見て初めて
バーストラウマというのがある
というのを知りました。

バーストラウマを持つ子の特徴として
お母さん離れる時に強い不安を感じる
というのがあるそうです。

まさに、うちの長女もそうでした。

支度も出来ていて、
ランドセルも背負って、
靴を履こうとする時に固まってしまう。

学校に誰か会いたくない人がいるわけでもないし、
やりたくないことをやらされるわけでもない。
行けば徐々にいつも通りに過ごせるのですが、
行くまでがどうしようもないっていう感じなのです。

いろんな不登校児の例を調べましたが、
うちの子のような事例はありませんでした。

ほとんどが
イジメや学習の遅れなど心当たりがあったり、
子ども自身が
「行きたくない」という意思がある例でした。

うちの子の場合は
「行きたいのに行けない」って感じでした。
自分でもなぜ動けなくなるかわからないと言っています。

バーストラウマを知った時、
やっと私が知りたかった「なぜ?」が見つかったと思いました。

長女の出産の時に思い当たることがありました。

⚫︎1週間ほど予定日を過ぎたので、促進剤を使った。
⚫︎産まれた瞬間の呼吸で肺に穴があいた。
⚫︎呼吸がおかしかったので、出産直後から酸素保育器に入っていた。
(抱っこをほとんどしていない)
⚫︎深夜に出産し、その日の午前中にそれがわかり、NICUがある病院に転院。
私とは別々の入院になった。
⚫︎NICUに2週間いた。

肺は完治し、後遺症などもなく無事に退院しました。

私は、この出来事がそこまで影響するとは考えていなかったのです。

このことは、また詳しく別記事でいずれ書きたいと思います。

もし私のように
子どもがなぜ学校に行きたくないのか、本当の理由が分からない
というお母さんがいたら、
バーストラウマに心当たりがないか一度考えてみてください。


バーストラウマを癒すには?


バーストラウマは科学的にまだ解明されていない部分もありますが、
「出産時の経験が心や体に影響を与える」という考え方は、
心理学や発達学の分野で注目されています。

  • お母さん自身が出産経験を振り返り、気持ちを整理する

  • 安心できる環境で子どもと触れ合う(スキンシップ、ベビーマッサージなど)

  • カウンセリングや専門家のサポートを受ける

もしバーストラウマについて深く知りたい場合は、
お母さん自身の気持ちを大切にしながら、
信頼できる専門家や書籍の情報を参考にするのをおすすめします。

私の個人的な見解として、
全くトラウマ無しに安心しきって産まれるほうが珍しいんじゃないかと思います。

例えば、産まれた瞬間
分娩室のライトが照らされ、明るいところに出た赤ちゃんが
それを怖いと感じるかもしれませんし、
助産師さんの声びっくりすることもあるかもしれません。

トラウマを作らせない出産が正解
というわけではなく、
どんな出来事も、その子がどう受け取るかによるので、
防ぎようがないのです。

人生の中で、トラウマはいくつも持つことになり、
それがその人の観念(価値観、正義感など)を作り上げる。
そも観念が偏ったものならば、
必ずその観念による困難が用意され、
自分の観念の見直し、手放しをし、
視野を広げ、器を広げ、成長していく
この過程が「人生」そのものだからです。

トラウマを持たせてしまったことに罪悪感はいりません。
あなたは、その時、出来うる精一杯を尽くしているのですから。

ただ、私はバーストラウマを知ったことで
娘にどうしてあげたらいいか全くわからなかった状況から
光を見つけられました。
トラウマをバイタリティに変える勇気が持てるように
「愛してる」をいっぱい伝えてあげるだけでいいんだって思えたんです。

私と同じ想いのお母さんにこの記事が届きますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡

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