本当に必要なものは何だろう

いつだって憧れている暮らしがある


必要なものが揃っている

必要なものしかない

余計なものは何ひとつない世界


でも実際は

家の中で何かを避けて歩いたり
食事のたびに物を右から左に動かしたり
突然の来訪者に慌てたり
帰宅して自分の部屋に明かりを灯した瞬間に
絶望する


週末、掃除をしようとしたのに
ものが散らかっていて「片付け」から始まり
日が傾いてきても終わりが見えずに
結局朝より散らかった部屋で眠る生活


何も考えずに散らかす子供に「片付けて!」と言いながら
きっと(ママの部屋の方が汚いのに)と思われているのだろうと
ビクビクする生活


空気が澄んでいる世界
ほんとうにここで生活してるの?と言われるような部屋

家の中も心にも頭の中も
余計なものがなくて
そしていつでも必要なものは揃っている

断捨離の本たくさん読んだのに

検定までとったのに

ミニマリストの話も参考にしたのに

またガラクタを集め
頭の中に好き勝手なことを叫ぶ人間を招き入れてしまう


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読む。こじらせ劇場。
我慢ばかりの子供達をちゃんとした「旅行」に連れて行ってあげたい。 映画や観劇、体験型レジャーなんかもしてみたい。 養育費と慰謝料がないので面白かったらチップをお願いします。

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