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【芸術史講義(ヨーロッパ)1】A評価 京都芸術大学 アートライティングコース

京都芸術大学通信教育部 芸術学部芸術学科アートライティングコースで5年間の学びを終え、少しずつですがライターの仕事をしています。

今回、5年間の学びの中で「S評価」と「A評価」だったレポート全文を有料で公開してみようと思います!皆さんの学びや参考になれば嬉しいです。
※コピペ・著作権の侵害となる行為はご遠慮ください。

【芸術史講義(ヨーロッパ)1】 A評価 85点 ※設問・参考文献の記載なし

 起源前1000年頃誕生したギリシャ美術は、幾何学文様時代に始まり、アルカイック時代、クラシック時代、ヘレニズム時代と歴史が長い。中でもクラシック時代に生み出された、第2章の「クリティオスの少年」に見られるような自然主義的で人間性の探究が表現された古代ギリシャ美術の様式は、のちの初期イタリア・ルネサンス美術において、再び復興する事となる。前述した作品に加え、第14章の「聖ゲオルギウス」を例にとり、様式の比較や分析を通し、芸術的・歴史的背景を以下に考察する。
 アルカイック時代、大型の大理石像として裸体の男性像クーロスと着衣の女性像コレーが登場した。その特徴は両者とも正面を向き、前者は左足を一

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