分子栄養学に辿り着くまで パート2
前回は長文になってしまったので、今回で分子栄養学に辿り着くまでのストーリーを完結させたいと思います
(前回の訪看さんの話なんてすっかり忘れていたのに、書いているうちに思い出してしまい、自分でも驚きでした。メンタルが安定してくれば過去の嫌な経験も「そんな事もあったな!」で済ませる事ができる様になります。)
訪看さんのエピソード以外にも沢山、「え?人ってこんなに冷淡なの?他人にに無関心なの?」と驚き、失望させられた事は幾度となくありました。
そう言う、人からの心無い言動にショックを受ける度に体調は悪化し、私はますます起きれなくなって行きました。
酷い倦怠感など、明らかに線維筋痛症とは違う症状が日々ますのでネットで調べてみたところ「副腎疲労」の症状にピッタリ当てはまる。全部当てはまる🤣
おそらく副腎疲労なんだろうと推定出来たものの、起き上がれないので病院にも行けない。
「素人の自己判断は良くない」と言う考えが一瞬頭をよぎるものの、子供の頃から直感と観察力が鋭い私の「調べた上での推測」は大体、当たる。
これで友達や家族を何度も救って来た。
有難いもので、インターネットの普及により寝たきりに近い状態でも情報を集める事はできる。調べる事である程度、「自分に何が生きているのか」「今の状態でもできる事は何か?」が解る。
副腎疲労・・・
何やら食事やサプリで改善されるみたいだ
オーソモレキュラー(分子栄養学)ってので回復するのか!
線維筋痛症の痛みがキツいから、食料の買い出しや調理が最大の難関だわ😓
私の場合はサプリからかな?
そんな事を考えつつ、副腎疲労に関する本を買って勉強したり(これも有難い事に今ではAmazonなどの通販サービスなんて物も充実しているので、外出できない身でも必要は物を入手できる👍)、副腎疲労や分子栄養学の専門家や詳しい人の発信を見つけ、そこから学ぶ様にしました。
どの情報、誰の発信を見ても先ず最初にするべき事として
グルテンフリー
カゼインフリー
カフェインフリー
が出てきます。
遅くとも22時までには寝る
朝は〇〇を食べて、昼は〇〇、そして夜は〇〇を食べるのが良い
ふむふむ・・・
理屈は解った!!
しか〜し
線維筋痛症があると買い物に行けない😭
家に食材が有ったとしても倦怠感が酷いから調理できない😭
線維筋痛症の痛みが指にもあるから包丁が握れない😭(私の場合は指8本突き指の様な痛みでした)
分子栄養学に基づいた食事を実践するには、チョモランマ⛰️の様な高いハードルが私の目の前に立ちはだかっていました💦
それでもできる事から、少しづつ実践しました。・・・と言っても最初のうちは
・お茶をノンカフェインの物に変える
そんな小さな事から始めました。
そんな事しか出来なかった。
それでも、「どう考えても私は副腎疲労だから、絶対に改善させたい」と言う気持ちは消えませんでした。
分子栄養学を知った当初は、副腎疲労を何とかしたい気持ちでした。
勿論、線維筋痛症の痛みはあるけれど発症当時の「死にたい位の激痛」よりはホンの少し軽減していました。
前述の通り、私には線維筋痛症における薬物治療は全く効果を示さなかったので「どうやって線維筋痛症を治せば良いのか」等は、いつしか考えなくなっていたんです。線維筋痛症の治療は諦めていた事と、いつしか痛みより副腎疲労の方が悪化していて辛かったのです。
そして
一直線に右肩上がりではないものの、副腎疲労の改善に努めて来た事で、いつしか線維筋痛症の激痛はかなり改善されていたのです。
「あれ?副腎疲労と線維筋痛症って関係あるんじゃない?」
と最近ふと思い海外の文献などを調べたら、関係性がある事を示している物がいくつかありました。
私が「自社調べ」で自分が副腎疲労であろうと推測をし、出来る範囲内で「やるべき事」「やめるべき事」を実践する中で、実際に副腎疲労の専門医のクリニックに行けたのは、副腎疲労で起きれなくなってから2年後でした。
・起き上がれない程の倦怠感に加え、全身の痛みで電車に乗ってクリニックまで行けないと言う現実問題
・副腎疲労の検査はとても高額(ハワイ旅行に2〜3回は行ける金額😭)だと言う経済的理由
その2つ理由から、正直私は「自力で改善させたい」と思っていました。
クリニックで検査を受けなくても、調べて自分で分子栄養学を実践すれば何とかなるのでは??・・・などと甘く考えていました。
また長くなってしまうので今回は詳細は割愛しますが・・・
ある時、「もうこれは専門のクリニックで診断・指導を受けないとダメだな」と覚悟を決めざるを得ない事件が私の身に起きたんです。
一歩間違えていたら命を落としていた可能性もある位の酷い低血糖で意識を失いました🤣
しかも外国のホテルの部屋で🥶
それをきっかけに、都内の専門医のクリニックに行きました。
副腎疲労の検査の結果、医師も驚くほどの「酷い副腎疲労」でした。
そこから、副腎疲労を改善させる為の食事指導だのドクターズサプリの摂取だのがスタートした訳です。
私がこれからnoteで伝えたい事
分子栄養学は日本ではまだ新しい分野です。
血液検査の読み方も西洋医学の医師とは少し違います。
何種類かの検査を受けたとしても、所詮体内で起きている事は肉眼では見えません。
また、心身の状態は厳密に言えば毎日違います。
気温、気圧、食べたもの、ストレス、睡眠時間、楽しかった事、頭に来た事・・・毎日違うからです
食べたものが栄養にならない人も沢山います。消化力が落ちているからです。
食べた物や食べたタイミングで、正しく無いタイミングでホルモンが分泌され心身に悪さをする事があります。
メンタルに大きな悪影響、ネガティブな反応が起きる事で鬱症状が出たら本人は苦しいし、それを性格と思いこみ人間関係が上手くいかなくなったり、時には発達障害、精神疾患と診断され不必要な薬を服用する事にもなりかねません。
栄養学的アプローチは、毎日の積み重ねです。
専門家や経済的な余裕のある人たちは、その日の体調や予定、食事内容でサプリを変えています(これは理想的な姿ではあります)
検査を受けた上で、専門家からの栄養指導を受ける事が理想的です。
ただ・・・
多くの線維筋痛症当時者には、病気のせいで働けない=経済的余裕が無い・・・と言う現実があります。
更には
栄養学的アプローチをするにも、アプローチする順番が大切です
ここを間違えると、お金や時間、体力を使い実践した食事やサプリの効果がしっかり出ない事があります。
私もそうですが、分子栄養学を実践した人の多くは「効果が感じられない」とか「お金ばかりかかる」と言う理由で栄養学的アプローチをやめてしまう事があります。
そして・・・やめて体調が悪化した事で「あ!やっぱりあのアプローチが必要だ」と自覚して2周目に取り掛かります。
必要性に気づく事はとても良い事ですが、一度悪化した副腎疲労を立て直すには時間がかかります。
私も失敗し、諦め・・・体調悪化を経験し、情報をアップデートしながら実践しています。
私は自分の経験を元に、
確立した治療法が無く、痛みや孤独、或いは倦怠感や時には「何もできないこんな私なんて何も価値が無い人間だ」と言う気持ちに苦しむ線維筋痛症の仲間達に、心身に起きている症状の原因を見つけたり、自宅で出来る改善法を伝えて行きたいと思います。
私のnoteは、線維筋痛症の為の内容を優先しますが
発達障害や精神障害と診断されてしまう多くの症状が「実は栄養不足だった」事は栄養療法界隈では解っている事です。
多くの鬱症状や発達障害と診断される症状は「単なる生理反応」の場合が多い事も解って来ています
メンヘラちゃん・・・などと言う言葉も安直に使われる事に私は危惧しています。
たまたま健康は子が、栄養不足が原因の鬱っぽい症状になった子に対して「あいつはメンヘラだから」と馬鹿にして簡単に仲間はずれにする・・・そんな冷酷で希薄な人間関係が「当たり前」になってしまっている😓
胸が痛みます
生きている限り食事はします。
その内容や摂るタイミングで辛い、不快な症状が軽減・改善されるならうれしく無いですか??
生きている限り食事はします。
食事内容を工夫するだけで希死念慮が改善されたらうれしくないですか??
全て私自身が経験した事です。
私の線維筋痛症や副腎疲労に効果があったからと言って、全ての同じ病気の人に効果があるとは断言できません。
でも治療法が確立していない病気と薬の副作用に苦しむ位なら、試しても損は無いと思っています。
#線維筋痛症
#副腎疲労
#分子栄養学
#オーソモレキュラー
#低血糖
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