見出し画像

このままで大丈夫か?介護業界は誰が担う?

皆さんこんばんは!GW明けの火曜日ですね。ただ介護業界で働く皆さんはGWなんてものはなかったよ。。。という方がほとんどではないでしょうか?
そんな大型連休なんて知ったこっちゃない!!我々の目の前には生活に困っている多くの利用者がいるんだよ!!と自分よりも利用者を優先する皆さんと共に、この業界の今後について考えていきたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。

(内容量:1309文字 所要時間:2分程度)

今後更に必要となってくる『介護人材』

社会問題となっている高齢化。厚労省の出すデータでは、団塊の世代が全て75歳となる2025年には、75歳以上の人口が全人口の約18%、更に2040年には団塊世代ジュニアたちが65歳となり、65歳以上の人口が全人口の35%。。。
もはやどんな世界になるのかすらイメージができない状態です。
高齢者がただ散歩をしているのか、はたまた徘徊しているのか。それすらもわからないような社会が訪れます。恐ろしや恐ろしや。。。
そんな中で、2040年まで増え続ける高齢者を支える介護人材は2025年には約32万人・2040年には69万人の追加確保が必要とされていますが、、、
日々働いている中で肌感としては、、、
絶対無理!と思っています。

入ってこない新入職員・やめていく中堅職員

まず、数年前まではそれなりの大卒新入職員がそれなりに入ってきていましたが、今となっては皆無です。
中途採用での入職はポツポツあるも、長続きしない職員は多い。新たな職員が入ったからといってやめていく職員もチラホラ。
そして、人のいない現場でなんとか頑張ってくれている中堅職員の“心折れ退職”により更に拍車のかかる現場の人員不足問題。
さぁこれは、どうするべきなのか・・・
そして残された経営者と現場職員の間で、自分時間を切り売りしている事業所の責任者ですら、業務ラインに入り、更に疲弊していく始末。まさに『負のスパイラル』

人材を確保するための取り組みとは

人材を確保するために必要な取り組み。
当然ですが、、、
①新入職員の確保
②退職者の削減
この2点につきますよね。

そしてどちらにも共通するのは、事業所としての空気感。

ギスギスしている職場に、新しい人間は入ってきません。
管理者が周囲に気を配れていない事業所の職員は続きません。
若干、極論っぽい言い方ですが、、、、

皆さんの職場の上司に余裕はありますか?
朝、しっかりと挨拶してくれますか?
ありがとうとごめんねを言葉に出してくれますか?

要は、人生の貴重な時間を費やす職場で、何も伝えてくれない上司と気持ちよく働けますか?きっと働けない。
今の世の中、片手に持ったスマホで、すぐに次の職場を検討できる時代ですよね。
そんな嫌な職場、すぐやめて、次に進む。
それが、今の世の中の仕事の決め方です。

まずは、管理者が余裕を持って、職員と関わること。
これに尽きるんではないかなぁと考えています。
今働く職場環境は、職員それぞれ居心地が良いか?
を、再度考えるべきなんじゃないか。って思っておる今日この頃です。
※ちなみに居心地が良いことと、職員が好き放題言えることは≠です。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?