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[1歳〜2歳]1歳もできる!子どもへの片付けの教え方②

時短勤務で仕事をしながら、1歳男の子👦を子育て中のhamu-mama(はむママ)です。
発達支援や幼児教育の勤務経験の中で学んだことを自分の子育てでどう生かしているか、実践してみてうまくいったことや、どんな方法なら家庭で取り組めるかについて書いています。

今回のテーマは『片付け』です。片付けの教え方①では、0歳から1歳まで実践していた2つの片付けの教え方を紹介しました。
①自分で入れることができる入れ物、おもちゃの量にする
②手渡しをして自分で片付ける経験を重ねる

次のステップで、どのように片付けしやすい環境づくりをしたかや関わり方をしたかについて、まとめていきます。

◯片づけの教え方で気をつけていること(1歳〜2歳)

①どこにしまうか、見てわかるようにする

②声かけのポイント『できる?』と声をかける

③得意な片付けをつくる

この3つを1歳〜2歳まで取り組み、時間をかけてゆっくり片付けの自立を目指しています。

①どこにしまうか、見てわかるようにする
よく大人も子どもも『見える化』といいますが、子どもの目線で見てわかることが大切です。
我が家では目で見てわかるために、マステに文字と絵をかいています。

※無印のポリエチレンケースに
100均のマステを貼っています

発達支援や幼児教育の現場では、写真を片付けのかごに貼ってわかりやすくしていることがあります。
もちろん、家でも写真を撮って、片付けの入れ物に貼って、入れ物を置くところにも同じ写真を貼って… とできると1番わかりやすいです。でも、仕事だからその環境を作る時間がありますが、自分の家庭となると写真を撮ってプリントする時間がない!そして、おもちゃが増えるたびに写真を撮るのは大変!

家庭でも簡単に準備できるものと思ったときに、マステとペンがあれば中のおもちゃが変わってもすぐに変えることができる!ということでこの方法にたどりつきました。

さらに、まだまだ細かく分けるのはハードルが高いので、ざっくりこんな感じで分けています。

※無印のポリエチレンケースと
パインラックにまとめています

⭐︎1番上の段
左            ケースに入らないままごと道具
真ん中    ニューブロック、ぬいぐるみ
右   大きい型はめパズル

⭐︎2段目
左   コップや笛、ミニ絵本など
    どのケースにもあてはまらないもの笑
真ん中 マッチングエッグ 転がすもの
右   おえかきせんせい

⭐︎3段目
左   車
真ん中 小さい型はめ 
※パズルの絵がかけなかったので、『うさぎさんに片付けて』の意味でうさぎマークをかきました
右   アンパンマンつみき
※アンパンマンあまり似てない…アンパンマンカレーを切り取って貼ってみました

片付けるときにケースを大人がおもちゃのそばへ持っていき、一緒にわけて片付けています。
全部ケースに片付けができたら、大人がもとの場所に戻しています。

ケースはあえて大きめのものを使い、片付けの教え方①でもかいた『自分で入れることができるいれもの、おもちゃの量』にしています。

型はめはそのまま入れると混ざって大変なので、100均で売っているケースを使っています。

※1つの型はめやパズルごとにケースに入れています

ちなみに、この方法だと作った母だけでなく、父も片付け場所がわかるので同じ方法で教えることができます!
先日、熱が出て保育園を休んだときにじいじに家で預かってもらったのですが、じいじも車は車のところに片付けてくれていました。
誰が見てもわかる=子どもが見てもわかる
毎日誰が片付けることになっても同じ場所に戻す習慣が大切です。

②声かけのポイント『できる?』と声をかける
1歳後半から始まったプレイヤイヤ期。
👩『そろそろ片付けようね』
👦『やだ』
👩『片付けてお風呂いこう』
👦『まだ』
世の中の子どもたちはどうやって『やだ』『まだ』を覚えてくるのでしょう?
家で教えた覚えはないけど、どこからか覚えてきますよね…

仕事の時は『時間に余裕をもって声をかけたり、キリがいいところで声をかけたりするのはどうですか?』なんて言ってましたが…
自分が子育てしてみて『それができたら苦労しない!』なんてことを日々痛感しています。(今までそんなアドバイスをしてきた自分に反省です)

そこで、『できるかな?』作戦!
1歳後半から2歳頃は自分でやりたい、自分でできるという気持ちがぐんと成長してきます。
『片付けて』と指示を出すのではなく、

👩『車ナイナイできる?』
👩『ママ車片付けるの上手〜(子どもをチラ見しながら)hamuはできるかな?』
👩『ブロックどこにナイナイだっけ?』

と子どもに問いかけるようにしています。
自分ででやりたい!できる!お年頃なら、ぜひ片付けもやっていただきたきましょう!
100%うまくいくというわけではないですが、『片付けて』と指示をだすよりはやってくれる可能性があると感じています。

③得意な片付けをつくる
一緒に片付ける中で、1番わかりやすく、片付ける数が多くないものを毎回お願いするようにしています。
hamuは車が好きということもあり、車はよく覚えているので車を片付けさせるようにしました。
最初は一緒に片付けていましたが、少しずつ車用のケースを車の側に持っていくと自分で全部入れるようになりました!
ときどき、私が見落として少し離れたところにある車も『もう一個(あったよ)』と自分で持ってきてケースに片づけるようにもなりました。

得意な片付けをつくることで、『いつものこれは、ここ』と覚えることができ、間違えずに自分1人でできると子ども自身も感じることができます。
まず自分でできる片付けを1つ=得意な片付けをつくる。
子どもも自分でできる!と達成感がありますし、親もスモールステップで少しずつ片付けを教えていくことができます。
1つできたら、得意をまた1つ…と増やしていきます。

最後に
私も日々試行錯誤中ですが、片付けを教える中で気をつけていること、実践していることをまとめてみました。

自分でも振り返ることで、『少しずつだけど前よりは片付けができるようになってきたな』と成長を感じることができました。

①どこにしまうか、見てわかるようにする
②声かけのポイント『できる?』と声をかける
③得意な片付けをつくる

この3つを今も実践していますが、時間がないときや機嫌が悪いとき、思うように片付けが進まない日もたくさんあります。

また、1歳〜2歳と書きましたが、子どもによって性格や気質、発達のペースは個人差があります。年齢にしばられずに、片付けがうまくいかないとに『こんな方法もあるんだな』『これくらいなら自分の子にもできそうだな』と思ってもらえたら嬉しいです。

一緒に『自分で片付けができる子』を目指して、気長に頑張りましょう!

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