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鍼灸師1年目のリアル。これから鍼灸師になる方へ学生のうちにできること。
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【この記事を読んで分かること】
現在デイサービスで機能訓練を目指す鍼灸師1年目のヤスコさんが、日々の現場で感じる苦悩、そして学生の授業に対する向き合い方、また正しい情報を得るためにするべき行動について語ってくれています。
こんにちは。HAMT編集部です。
今回の記事は特別編で、今年の春に卒業したばかりの1年目の鍼灸師ヤスコさんから、鍼灸学生さんに向けたお話をまとめてくれました。
大学を卒業し、社会人を経験してから再び学生となったヤスコさんだからこそ感じる視点は「なるほど!」と連呼したくなるほど共感する話ばかりです。
若手鍼灸師や鍼灸学生はぜひご覧ください。
『卒後1年目の小言』
お疲れさまです!
いつもお世話になっています😌
ライターをお引き受けするのは
ちょっと難しいかな、
と思うところが正直なところです。
………………………………………
”1年目のリアル”
そんなテーマで記事を
というお誘いを受けたときの
私の率直な気持ちです。
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理由を少し…
1.日々の臨床現場で感じる苦悩
現在、
機能訓練指導員を目指してデイサービスでのお仕事を中心にさせていただいているのですが、そこで、
『学生のうちにこういうこと知りたかったな』と思うことが色々とあります。
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せっかく機能訓練指導員になることができる資格を得られても、実務に必要なことは、もっと、学生のうちから学ぶことができたのではないか、また、カリキュラム上も、本当に機能訓練指導員になる可能性があることに対してもっと真剣に取り組むことができるんじゃないかな。なんて、思う日々です。
…………………………………………
▶︎授業でこんなこともっとやって欲しい
例えば、
・圧迫骨折なんですって。
運動指導って何したらいいの?運動頻度は?何回やるのが妥当なの?運動のリスクは?
・人工関節なんですって。
どんなケアしたらいいの?運動指導って…どれくらい?
・間欠性跛行あるらしいよ
ウォーキングは…した方がいいの?しないほうがいいの?
普通に、
え?そんなことも知らないの…って言われそうなことがいっぱいです。
恥ずかしすぎるので、
実は公開したくない…
だってそんなレベルで指導員って…
だから6ヶ月の実務が必要なんでしょうね。
……………………………………………
2.学校での勉強の向き合い方
私は、今から勉強しても遅くないと思っているので、学校を卒業した時点で知らないこと、あっても良いと思っています。
だって、そういう勉強は学校じゃなくてもできるから。
ただ、
もし、万が一、自分では勉強する気持ちがなくて、学校で学んだことが100%と思っている学生さんがいらっしゃったら残念だなぁと思います。
なんなら、
学校が100%なんてあり得ないんです…
なぜなら
「学校」は基本を学ぶ場だからです。
むしろ
学び方を学ぶ場だからです。
久々に社会人から専門学校に再入学して思ったことがあります。
卒業間近に
後輩さんが声をかけてくれました。
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勉強が分からなくて困っているそうです。
その時にお伝えしたことなのですが、
先生には先生の役割があります。
これは、みんな当たり前に思っているかもしれないですが、
先生だってお仕事ですから、
お金もらって働いていますから、
先生は授業をしてくれます。
だけど、
学生にだって役割があるんです。
そして、
その役割を放棄している学生さん…
意外と多いのではないかなって思っています。
授業時間、
お金をかけて学んでいるんです。
私たちは
良い授業を受けるために、
先生をイキイキさせなきゃ損なんです!
ここはもう。
先生がノリノリで
こんなのもあるよ
こういうのもあるよ
こんな話も知っておいたほうが良いです。と、
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なんでも話したくなるような学生である必要があるんです。
ついでに
先生がさらに先生の専門分野を深められて、これからの学生さんに、また、
世界中の鍼灸の世界にキラキラを伝え続けてもらいたいんです。
そのためにも、
学生が学び続けることで、
先生がさらにキラキラして、
将来の学生さんはもっと鍼灸を好きになる
っていう
これが学問の継承だと思うのです。
3.質の高い情報を得るためにすべきこと
ところで
もうひとつ大切なことがあります。
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