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物事の見方や考え方を変えるより先にやることあるだろってお話。

人生が上手くいかない人が
必ずやってしまうこと。


人生や恋愛が上手くいかない人のほとんどが、まず手をつけるものがあるんですよ。

それが何かと言うと、“思考法”です。

つまり、
・物事の見方を変える
・考え方を変える
・反応しない練習
・スルースキル
などの、上手くいかない原因を作っている思考癖を直すための方法ですね。

ちなみに、スルースキルは誰でも使える方法ではありません。

この部分は後述いたします。

話を戻しますと、残念ながら思考法はそれほど万能ではなく、むしろ「ほとんど役に立たない」こともよくあります。

なぜかと言うと、僕たち人間が遭遇する困難や課題は、“物理的になんとかしないと解決しないことばかりだから”です。

思考法頼りの人は
物理的に解決したがらない。


たとえば、こんな質問があったとしましょう。

「クラスのヤンキーが僕をいじめてきて怖いです。
ビビらずにやり過ごせる考え方や視点はないですか?」

「そんなもんねえよ」って話じゃないですか。

ヤンキーにビビりたくないなら、身体を鍛えまくって「今の俺ならコイツぐらいなら瞬殺だな」と思えるぐらいになるか、勇気を振り絞って戦いを挑み続けるか、転校するかなどの方法しかないからです。

言うまでもなく、物事の見方や考え方を変えたところでどうにもなりません。

次のような質問も、同じことが言えます。

「モラハラの旦那と上手くやっていくには、私がどのような考え方をすればいいでしょうか?」
「パワハラ上司の暴言を上手くやり過ごすには、どんな視点の変え方がありますか?」

モラハラ旦那と上手くやっていきたいなら、「コイツに余計なこと言ったら倍返しで噛みつかれる」と思わせるぐらい、相手の戦意を奪わなければいけません。

パワハラ上司の暴言を上手くやり過ごすには、「コイツには強く言えない」と思わせるぐらい、普段から言い返さなければいけません。

考え方や視点を変えると言っても、「こいつマジでクソやな」とか「虫がなんか言うとるわ」という感じで見下して、精神的に自分が上に立つことぐらいしかないんですよね。

実際、こちらに不利益をもたらしてくる人間に対して、容赦なく見下すことができれば、精神的被害は軽減されます。

しかし、それでも何か言われたら腹立つし、傷つくし、悲しいし、こういった感情になるのは避けることができません。

それでも、「相手も同じ人間だから見下すなんてできない」という人が一定数いるし、そういう人は「直接言い返すのも怖くてできない」と言うことも多いんですよ。

性格が悪い自分になるのは嫌だし、勇気を出すのも怖くて嫌って、じゃあどないせえっちゅうねんという話なわけです。

結局こういう人たちは、
・直接手を下したくない
・怖いことはしたくない
・悪者になりたくない
・面倒なこともしたくない
・しんどいこともしたくない
という前提があるんですよ。

それを解決して“くれそう”なのが、「思考法」というわけです。

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