#167 読書を効率化するコツ 「興味のあるところから読む」
本を読むとき、どこから読んでますか?
「はじめから順番に読む」
「目次をチェックして、気になる章から読む」
など、人それぞれですよね。
「毎日10ページ読む!」
と決めて読んでる方も、
いるかもしれません。
実は、
✅ 興味のあるところから読んだ方が、
読書は効率化できる
ことが、さまざまな研究でわかっています。
「 興味 」で読むスピードが上がる
本を読むとき、きっと多くの方が、
はじめから読んでいますよね。
でも、はじめの方がつまらなかったら、
読むのがどんどん遅くなりませんか?
途中で飽きて、
読むのをやめることもあるでしょう。
興味があるところから読むことで、
✅ 集中力が上がって、
読むスピードも速くなります。
面白い小説などは、
分厚くても、早く読めたりしますよね。
「面白い!」
「興味がある」
と感じると、
脳の「報酬系」が活性化して、
ドーパミンが分泌されます。
ドーパミンは、
集中力・やる気などをアップさせる脳内物質。
そのため、
興味を持って読書をすると、
読むスピードも速くなるのです。
「 興味 」で記憶に残る
さらに、興味を持って読書すると、
✅ 内容が記憶に残りやすくなります。
これも、脳の「報酬系」が活性化するため。
報酬系は、
記憶力を司る「海馬」の
近くにあります。
そして、報酬系が活性化すると、
海馬も影響を受けて、
記憶力がアップするのです。
2014年のカリフォルニア大学の実験では、
好奇心が強くくすぐられると、脳内では
モチベーションと記憶に関する部位が
活性化して、情報が記憶に定着しやすくなる
と分かったそう。
つまり、興味のあるところから
読むようにするだけで、
✅ 早く読める
✅ 内容が記憶に残りやすくなる
などの効果があるわけです。
まずは目次をチェックしよう
本を読むときは、
✅ まず、目次の見出しをチェックする
ようにしましょう。
目次を見ると、
「どこにどんなことが書いてあるか」
が大体わかりますよね。
その中から、
気になる章をまず読むようにすることで、
興味を持って読み進められます。
「はじめから読まないと、
分からなくなったりしない?」
と思うかもしれません。
分からない部分があったら、
それが書いてありそうな章を次に読むと、
その章も、興味を持って
読み進めることができます。
不思議なもので、
そうやって読み進めていくと、
結果的に全部読めたりします。
「 著者 」をチェックする
また、
✅ 著者の写真や経歴をチェックする
のもオススメです。
チェックすることで、
著者の姿を想像しながら本を読めます。
そしたら、
「この考え方が今の活動に繋がってるのか」
といった感じで、
さらに興味を持って読書できますよね。
まず「 著者 」に興味を持つことで、
本への興味がさらに大きくなるのです。
まとめ
本を読むときは、
はじめから読もうとしないで、
✅ 興味のあるところから読む
のがオススメです。
こうすることで、
✅ 早く読める
✅ 内容が記憶に残りやすくなる
などの効果があります。
興味を持つためには、
✔️ 目次の見出しをチェックする
✔️ 著者の写真や経歴をチェックする
の2つを、
本を読む前にやってみてください。
本の内容に、
さらに興味を持てるようになります。
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この記事は、こちらの本を参考にしました↓