#152 人にも自分にも大切な 「倍ほめ」
最近、ほめてますか?
自分の子ども。
教えてる生徒。
一緒に働く部下。
「ほめたほうがいいのか、
叱ったほうがいいのか」
こう悩むことも、ありますよね。
私も仕事で教えることがありますが、
「どうほめたらいいかわからない…」
「悪いところが目について、叱りたくなる」
とよく悩みます。
その悩みを解決して、
ほめる大切さを改めて痛感したのが、
✅ ブラボー先生®︎の本「 倍ほめ 」
です。
ブラボー先生®︎とは?
ブラボー先生®︎をご存知の方は、
きっとたくさんいるでしょう。
noteのフォロワーは2000人超え、
毎日投稿350日以上。
学習塾の経営者にして、
・note
・ YouTube
・stand.fm
・自社HPのコラム
と、さまざまな媒体で発信をされている
凄まじいバイタリティー。
そんなブラボー先生®︎の著書がこちら↓
この本は、
「ウチの子がちゃんと
勉強するようになったら…」
と悩む保護者の方にはもちろん、
部下や教え子を持つ方にも、
とても参考になる内容になっています。
そもそも、なぜ「ほめる」が大切なのか?
誰だって、叱られるよりは
ほめられたいですよね。
叱られてうれしい人は、
そんなにいないでしょう。
本の中でも、
「 愛のムチは大抵の場合うまくいかない 」
とのこと。
実際に心理学の研究でも、
叱られて育った人は
「硬直マインドセット」になりやすく、
失敗や弱みを見せることを恐れて、
自分のできる範囲しかやらなくなる。
その結果、挑戦も成長もできなくなってしまう。
ということがわかっています。
これは、経験がある方も多いかもしれません。
しかも、叱ったのと同じくらいほめたとしても、
脳はネガティブなことの方が
記憶に残りやすくできてるので、
「いつも叱られてる」
という印象になってしまうのです。
そこで重要になってくるのが、
叱った倍以上ほめる「 倍ほめ 」。
自分の子ども、生徒、部下に
「成長してほしい」と願うなら、
「倍ほめ」を意識することがとても大切です。
スモールステップでほめる
ただ、
「ほめ所を見つけられない」
「どうほめたらいいんだろう」
と思うこと、ありますよね。
本の中でとても参考になったのが、
✅ スモールステップでほめる
です。
ほめるとき、結果でほめようとすること
が多いんじゃないでしょうか?
「100点取れてえらい!」とか、
「〇〇社との契約、よくやったな」とか。
逆に、良い結果が出てないと、
「なんでできないんだ!」
となりがちです。
そこで、
スモールステップを作るようにして、
少しずつ達成していくようにします。
そしたら、
本人も「着実に成長してる!」と
感じられますし、
ほめるきっかけも探しやすいですよね。
本によれば、
「最初のステップはできるだけ低く、
本当に小さな目標でいい」
「目標は、本人の口から
言ってもらった方がいい」
とのこと。
子どもや生徒、部下に対して、
私たちははじめから、
理想や高い目標を求めてしまいがちです。
でも、スモールステップを意識することで、
お互いに気負いすぎないで、
一緒に頑張っていくことができます。
「倍ほめ」は自分にも大切かも
また、この本を読んで個人的に感じたのは、
✅「倍ほめ」は自分にも大切かも
ということ。
自分の子供や生徒、部下を
「よそ」と比べて叱ること、
きっと誰しもありますよね。
それを自分に向けている方も、
きっと多いでしょう。
自分と人を比較して、
自己批判してしまったり。
自分をほめずにいつも叱ってしまうって方は、
きっとたくさんいるんじゃないでしょうか。
「どうしても叱ってしまう」のは、
自己批判が強いせいで、
余裕がなくなってるからかもしれません。
「叱った倍ほめる」のは、
人に対してはもちろん、
自分に対しても大切なのかも
と、強く感じました。
自分を責めがちな方は、
まず自分を「倍ほめ」することが、
人をほめることにも繋がるかもしれません。
まとめ
「子どもをいつも叱ってしまう」
「どうほめたらいいか分からない…」
こう悩んだら、
✅ スモールステップで、ほめるきっかけを探す
のを意識するのが、効果的かもしれません。
本当に小さなステップを
達成していくことで、
本人も成長を感じられます。
この本には、他にも大切なことが
たくさん書いてあるのですが、
内容が濃厚すぎて
ここには書ききれませんでした…
さらに詳しく知りたい方は、
ブラボー先生®︎の「倍ほめ」を、
ぜひ読んでみてください。
子どもを持つ保護者の方はもちろん、
生徒や部下を持つ方にも、
とても参考になります。