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#179 パフォーマンスが劇的に上がる 「集中と休憩をくり返す」
仕事や勉強をするとき、
休憩してますか?
「疲れたら休む」
って方も、
「時間を決めて休憩してる」
って方も、きっといるでしょう。
長時間やるよりも、
適度に休憩した方がパフォーマンスが上がる
というのは、よく言われますよね。
実際に、さまざまな研究で
✅ 集中と休憩をくり返すことで、
高い集中力を保てる
ことがわかっています。
「集中+休憩」のパターンを決める
私たちの集中力は、
そもそも長い時間持ちません。
というのも、
私たちの祖先にとって「集中」は、
「いつ外敵に襲われるか分からない危険な状態」
だったからです。
そのため、脳は
短い時間だけ集中するようにできてます。
心理学者の
アンダース・エリクソン博士によれば、
どの分野のエリートであれ、
中身の濃い仕事には、
2時間以上集中して取り組めない
とのこと。
ドローギエム・グループの調査では、
成績優秀な社員は
「 52分間 集中+17分間 休む 」
というパターンをくり返していたそう。
さらに、他の研究でも
「 作業時間 50分+休憩 7分のサイクルが
1番効率がいい 」
という結果が出ています。
つまり、
✅ 自分にあった「集中+休憩」の
パターンを決めて、くり返す
ことが、パフォーマンスを上げるのに
効果的なわけです。
どうやって決めればいい?
「50分も集中できない」
「いつの間にか別のことを考えちゃう」
という方も、いるかもしれません。
そんなときは、
✅ 短い時間から、徐々に集中する時間を伸ばす
ようにしてみましょう。
例えば、有名な集中力のテクニックに、
「ポモドーロ・テクニック」がありますね。
あれは、
✔️ 25分 集中+5分 休憩
をくり返すテクニックです。
まずはここから始めて、
慣れてきたら時間を伸ばすと、
長く集中できるようになります。
もっと短い時間がいい場合は、
✔️ 15分 集中+3分 休憩
でもかまいません。
ちなみに、私は
15分+3分から始めて、
今は「45分+10分」のパターンを回してます。
集中できる時間も個人差があるので、
いろんな時間を試して、
自分に合ったパターンを探してみてください。
休憩の仕方も大切
また、
✅「 休憩中にどう休むか 」も大切
です。
休憩中に、メールやスマホを
チェックすることも多いでしょう。
ただ、そうすると
休憩中にも頭を使ってしまって、
リフレッシュできなくなります。
すると、
疲れが次のサイクルに持ち越されて、
集中力が下がってしまうのです。
効果的に休んでリフレッシュするには、
次の方法がオススメです。
✔️ 散歩
✔️ 瞑想
✔️ 昼寝
✔️ 観葉植物や、風景の写真を見る
すべて、
注意力や認知機能を回復できることが、
さまざまな研究で分かっています。
短い休憩のとき → 瞑想・風景写真
長い休憩のとき → 散歩・昼寝
など、使い分けるのもいいですね。
まとめ
「集中力が続かない」
「パフォーマンスを上げたい」
こう思ったら、
✅「集中+休憩」のパターンを決める
ようにしてみてください。
まずは短い時間から始めて、
徐々に長くしていくと、
長く集中できるようになります。
また、休憩でしっかりリフレッシュすることも
大切です。
メールやスマホをチェックするのは避けて、
✔️ 散歩
✔️ 瞑想
✔️ 昼寝
✔️ 観葉植物や、風景の写真を見る
などをすると、
注意力や認知機能が回復しやすくなります。
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この記事は、こちらの本を参考にしました↓
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